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記事一覧

あたりまえの中に潜む未来

あたりまえの中に潜む未来「先生のじいちゃんは、ハンカチで鼻をかんでいたんだぞ」と言うと、クラスの子どもたちはたいてい「えーっ、きったねー!」なんて言いながら驚きます。小さい頃の先生も、そう思いました。その頃、ポケットティッシュはなかったものの、ちり紙くらいはあったものですから、じいちゃんのその行動を不思議に思ったものです。だって、鼻をかんだら、またハンカチを丁寧に畳んでポケットに入れるのですから。...

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判断はYの字で鍛える

判断は、Yの字で鍛える 天気のいい日が続いています。 天気がいいと、なんだかいい気分です。目の前に缶なんかが落ちていたら、ポーンなんて蹴っ飛ばしたくなるような気持ち。◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ナツは、思う。「いつだってこうだ。」失敗をしてしまってから後悔する。 ただ、気分がよかったのだ。だから、目の前にある空き缶を蹴っ飛ばしてしまった。 空き缶は、ぐんぐんと駐車場の真っ白な車に吸い寄せられていく… 「も...

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運動会が教えてくれたこと

運動会が教えてくれたこと 札幌は、多くの学校が春に運動会を行います。今、まさにシーズン真っ盛りというところです。グラウンドは、灰色のキャンバスに真っ白な直線が描き、子どもたちの疾走を待ち構えています。◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 娘の運動会は昨日の土曜日に行われました。残念ながら仕事が重なり、見に行くことは叶いませんでした。 仕事中、娘からのメールを着信しました。「徒競走、1位になりました。」 初めての1...

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汗かき、恥かき、そして夢えがこう

汗かき、恥かき、そして夢えがこう なかなか手を挙げられない子がクラスにいると思います。そのような子は、「あなたの考えを教えてください。」なんて問いかけには、きっと尻込みしてしまうことと思います。 委員会、集会等の司会など、多くの人の前に立つ役割になることに躊躇してしまう子もいることでしょう。こうした役割キメをする時は「最終的にはいつも同じメンバー」という学級も少なくはないと思います。 そんな子ども...

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がんばる音をきこう

がんばる音をきこう 「静かにしなさい」先生や大人が、子どもに向かって言う機会が多い言葉ではないでしょうか。 休み時間はともかく、給食を配膳するときや、掃除の時間などに騒々しくなるのは困ります。とはいえ上の言葉を大きな声で連呼しても、その場しのぎでしかありません。しばらくすると、ちゃんとガヤガヤ、わあわあと声が聞こえてきます。◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆「きれいな学校」を作り出すのは、わたしたちのがんばる音...

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あとまわしと がんばって

あとまわしと がんばって 日本のお母さんはとても忙しいです。子育て、炊事、洗濯と休む暇がありません。 そんながんばり屋さんのお母さんが多いのが日本という国のよさだと思います。それが一番良いかどうかはわかりませんが、日本中を支えている大事な柱であるのは間違いありません。 ハナマルキ株式会社は毎年「お母さんの詩」キャンペーンを行っています。全国から集まった多くの素敵な詩を集めて詩集「おかあさん」を発行...

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ちょっと待っ手、少し待っ手

ちょっと待っ手、少し待っ手朝の読書の時間です。教室の中は静まり、落ち着いた雰囲気です。かすかにページをめくる音が聞こえてきます。1年生、4月の騒々しい様子とはうってかわり、場所を考えて行動することができるようになってきました。と、一人の男の子が、にこにこしながら近寄ってきます。「今は、読書の時間です。席に戻りなさい。」と一喝したくなるのが教師の悲しいところ。 でも、今日はちょっと待っ手、少し待っ手み...

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春…ことばの中にもあたたかさを

春…ことばの中にもあたたかさを 最近、子どもたちの言葉の中に、聞くと不快感を覚える言葉が増えてきているような気がする。 それは例えば、「うざい」「きもい」「やばい」「死ね」などの言葉である。テレビの中では、爆笑と共にこれらの言葉が乱発されているものだから、子どもたちはこれを当然のことだと感じているのだろうか。そうだとしたら、大人の罪は重いだろう。 「あったかいんだから」と言われても、心穏やかではい...

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あいさつプラスワンで「愛さつ」

あいさつプラスワンで「愛さつ」たくさんの人があいさつをしていると、気持ちが良くなります。あいさつを大切にしながら生活しましょう。 校内放送から聞こえてきた言葉です。あいさつは多くの学校で大切にされている事柄です。 あいさつは漢字で「挨拶」と書きます。「挨」は押す、そして「拶」は迫るという意味で、禅寺で僧同士が問答をして、その悟りの深さを試すことが由来だそうです。◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆おばは、体が少し...

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オノでまっぷたつ!

オノでまっぷたつ!何度も迎える季節の変わり目だけど、春は「新」が似合う季節。「新しい」制服に袖を通す。「新しい」教室に入る。「新しい」友達に話しかける。ところでこの「新」という字、「立」と「木」と「斤(オノ)」という漢字でできています。辞書を引いてみると原義は、「オノで木を切り取る」という意。◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆そういえば春には、目の前にある壁をオノで割るがごとく、前に進む子どもたちの姿がいっぱい...

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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