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子どもを勇気づける方法 ~はげまし名人 赤木 晴子「スラムダンク」~

 今世の中は、「先行き不透明な時代」と言われています。
 誰しもが、将来を楽観的に見られなくなっているようです。
 子どもたちも、大人の雰囲気を敏感に感じ取っているのか、少し元気がないような気がします。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 今もそうであるように、未来も課題がいっぱいあるでしょう。
 何年たっても「先行きは不透明」のままでしょう。
 でも、変わらないことが一つあります。それは…
 
 未来に挑み、一歩を踏み出さなくては何も始まらないということです。

 そのためには、6つの「気」が必要です。

 それは、「勇気」「元気」「本気」「根気」「やる気」「活気」です。
 そして、その一歩目は「勇気」です。

 さあ、みなさんも子どもを勇気づける「はげまし名人」になりましょう。




昨日の試合はきっと一生忘れられないよ
だって…

バスケットマン桜木君が…初めてダンク決めた試合だもの!!

体育館でまってるわ、桜木君
私、練習見てるから

どんな天才にも
ミスはあるわよう!!



 ご存知バスケットマンガの金字塔「スラムダンク」から引きました。
スラムダンク

 スラムダンクには、数々の名セリフがありますが、今回は晴子の言葉を選びました。なぜなら言葉の使い方を工夫するだけで、高校生の女の子でもアスリートを励ますことができるということが分かるからです。

 ちなみにスラムダンクは、ざっくりあらすじをお伝えしますと…高校に入学した赤い髪の不良少年である桜木花道は、バスケットボール部主将の妹である赤木晴子にバスケット部への入部を薦められます。晴子めあてに入部した花道ですが、徐々にバスケットの面白さに目覚め、才能を開花させていくというストーリーです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 さて、今回の晴子のセリフですが、花道のミスで負けが決定した宿敵海南戦の翌日の場面です。主将赤木を始めとしてチームの悲願であった海南勝利を、自分のミスで逃してしまったことに花道は悩みます。

「俺のミスで負けた」と思い込み、学校をサボって落ち込んでいた花道に、晴子がかけた言葉が前のセリフです。
この言葉をきっかけに、頭を坊主に丸め、再びコートに戻ってくるのです。

 さて、この言葉ですが「ポジティブな思考」の要素が満タンです。
 ポジティブ思考といえば、「前向きに考えること」と捉えている方が多いと思います。前向きなことは重要なことですが、それだけではポジティブ思考は完成しません。

 ポジティブ思考は「現状の容認」と「よい所探し」の二つの足で成り立っています。

 海南戦で、数多くのスーパープレーを見せてきた花道ですが、最後のミスですべてが見えなくなってしまいました。しかし晴子の「試合で初めてダンクをした」というその試合での自分のよさに気づかされます。
 また、「どんな天才にもミスはあるわよう!!」という言葉は、「ミスしたっていいよ」という現状を容認する気持ちを伝えています。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 失敗や挫折を経験し、そこから立ち直ることは、プレーヤーの能力を高めるため、そして人生の夢を叶えるためには必要なことです。
 しかし、よっぽど強い心をもっていたり、気持ちを切り替えるスキルをもっていたりする人でない限り立ち直るには時間がかかります。悪くすると、立ち直れずにあきらめてしまうという結果をまねきかねません。特に、心もスキルも未熟な子どもはそうなる傾向が強いものです。

 ですから、晴子のようなポジティブな人が近くにいてほしいものです。
 あなたも、「現状の容認」と「よい所探し」を駆使して、だれかを励ましてください。

 ちなみにスラムダンクの中の晴子ですが…

 花道が落ち込んで学校に来ていないことを知ると、わざわざ探して見つけ出しました。しかも逃げる花道を追いかけてコケています。
 晩御飯の間も「明日は来るかな?」と考えています。
 そして、本人すら忘れていた「人生初ダンク」の事実に気づいています。

 ポジティブ思考について長々と書いてきましたが要は…
 相手を想う人なんですね、「はげまし名人」は。 
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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