FC2ブログ

記事一覧

運動神経がよくなる10の方法~子どもがかしこい身体を手に入れる運動遊び③~

 現代っ子は、「サンマ」足りないと言われています。魚のサンマじゃありません。
 3つの間とは、遊ぶ空間、時間、仲間です。この不足の結果、体を動かす経験が不足している子や、コミュニケーションが不足している子が増えています。
 最近は手間も足りないと言われています。手間とは、遊びを面白くする手間です。子どもたちの身の回りには簡単に楽しさを感じることができるものに溢れています。ですから、遊びを面白く工夫する力が不足してきているそうです。

 また運動の2極化傾向が進み、3極化してきているとも言われています。得意か不得意の2極化に加え、特定の運動は得意だがその他は不得意というグループが加わり、3つのグループの差が際立ってきているのです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

  「運動神経がよくなる10の方法」では、お子さんが豊かなスポーツライフを営んでいくために「かしこい身体」を手に入れる10の方法をお伝えしています。今回はその3回目です。

 今回紹介する「道しるべ動作は」、めんこ遊びです。

 この2つの遊びを通じて、そもそも「道しるべ動作とは何か?」をお伝えしていきます。


【 めんこ遊び 】
めんこ遊び

 自分の持っているメンコを床や地面に叩きつけます。もし相手のめんこをひっくり返すことができればそのめんこをもらうことができます。叩きつけたときに起きる風で相手のめんをこひっくりかえすのです。あいてのめんこの下にくぐらせる「さし」という技でももらえます。
めんこ遊び_おこし
 成功したら、相手が再び置いためんこと連続勝負です。失敗するまで続きます。
 ルールは様々ありますので、お子さんと相談しながら遊んでみて下さい。

 工作用紙を切った手作りでも十分に楽しめます。




 一昔前までは、巧みな動きは野山を駆け回ったり、友達とごっこ遊びをしたりするなかで十分に自然と身に付けることができました。

 しかし、現代の子にはその条件(空間、時間、仲間)がそろっていません。
 この事実に不平を言っても仕方ありません。一方、ほうっておいても何も変わりません。

 ですから現代は、大人がある程度の条件を補ってあげなければなりません。

 それが「道しるべ動作」の習得です。
 体育の専門家は「アナロゴン」と呼んでいます。

 これは将来取り組むスポーツにおける動きの基になる骨組みの動きです。
 今回取り上げた「めんこ遊び」の動きは、投げる動作の基になる動きです。

 ちなみに、「紙鉄砲」を鳴らす動きも、投げる動作の基になる動きです。
 下に紙鉄砲の画像を掲載しています。よろしければお使いください。
紙鉄砲

 紙鉄砲のダウンロード&印刷はここをクリック

 「道しるべ動作」を習得した子どもは、その動作に肉付けをしていきます。
 そしてこれから出会う運動やスポーツに対応していくのです。
 スポーツライフの一里塚だと思ってください。

 みちしるべ動作は、料理で言えば、基本のレシピです。
 ケーキだったら「スポンジケーキ」であり、
 おそばだったら「かけそば」です。

 ケーキを最初から作るとなると、覚えることも、準備も大変ですよね。
 かなりハードルの高い作業になります。
 でも、スポンジケーキは買ってきて、あとはクリームを塗ったり、フルーツをのせたりといったデコレーションはやってみるとなると、やれそうな気がしませんか?

 運動やスポーツも同じです。
 スポンジケーキやかけそばにあたる動きの基は、丁寧に教えてあげましょう。
 それをアレンジするのはお子さんの役目です。
 今回のめんこの動作に筋力が加われば遠投の動作が身に付きますし、
 ボール、槍等投げる物を操作する動きが加われば、それらの道具を扱うスポーツに対応できるようになります。

 前回のけん玉遊びは、ボール捕球動作の道しるべです。

 道しるべ動作は、子どもにとって、「めあて」となります。
 どんなスポーツに生きるか「行き先」を示す役割もしています。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 今回の運動神経がよくなる10の方法は、「道しるべ動作とは何か?」についてお伝えしました。

 寒い冬は、外で遊ぶ機会が減ります。
 めんこはとってもいい遊びですよ。お父さんも、昔を思い出してお子さんとどうぞ。

 次回は、「子どもの成長に合わせて運動遊びを選びましょう」をお伝えしていきます。

 おこさんのスポーツライフにFanタイムを!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数