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出雲大社の大遷宮に学ぶ~木造でよかった!~

出雲大社

旅に出ています。
京都の舞鶴をスタートとして、中国地方と四国を巡っています。昨日は、出雲大社を訪れました。

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出雲大社といえば「縁結びの神」「福の神」として知る人も多いと思います。主祭神は「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」です。

僕たちを出迎えたのは霞の中、そそり立つ出雲大社。八雲山を背にした神域は森厳な空気が流れ、その中で数千年もの歴史を守ってきた雰囲気を自然と僕たちに伝えてくれます。

また、出雲大社の周りの活気にも圧倒されます。参拝に訪れるみなさんや観光客に周辺はにぎわっています。また、おみやげ屋さんや飲食店など商業施設もそこに彩りを添えています。

そこで僕たちを迎えてくれたのは、このインフォメーションです。今、出雲大社は大遷宮のまっただ中なのです。
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遷宮とは、ご神体を本来の場所から移して社殿を修造し、再びご鎮座いただくことです。また、木造建築を維持していくためには必要な手続きなようです。大屋根の葺き替えなど大規模な修造も行われますので、さながら社殿の改築のようです。この遷宮ですが、1609年から、ほぼ60年周期で続けられています。

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ところで…
今の日本は、「持続可能な発展」という考え方への変換を求められています。それは、「世の中は進歩し、もっといい世界、もっといい人生が待ち受けている」という思想からの脱却でもあります。

出雲大社の大遷宮はそこに一つの示唆を与えているように感じます。

大遷宮は、神様が鎮座されたその時を再現する、いわゆる「原点回帰」の意味もあり、
木造の社殿は木造のままに、茅葺きの屋根は茅葺きのままに再現されます。

この行為は一見、効率の悪い作業のように思えます。もっとよい素材で、もっとよい工法でと考えた方がよいように思えます。しかし、原点のままだからこそ、そこに人が集い、困難を乗り越える知恵が蓄積されていくのではないでしょうか。

もし、出雲大社の全てが、ヨーロッパ等、海外にある遺跡のように石造りだったらどうでしょう。遷宮の必要はなかったことでしょう。
でも、遷宮のための人は集まりません。また、維持の知恵も蓄積されないでしょうね。


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もっといい世界、もっといい人生

僕たちは「もっと」に追われすぎているのかもしれません。

「もっと」を止めることで得るものがあることを出雲大社から学びました。

あなたの人生のFanタイムがありますように。
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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