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水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方を育てる①~

「AI(人工知能)」の研究が進んでいます。
これを利用すると、生活がもっと便利になると期待されています。

例えば、
オシュボット 
 写真はオシュボットというロボットです。


 客が「電池が欲しい」などと話すと、画面にいくつかの商品が表示されます。表示商品にタッチすると、そこまで連れて行ってくれるという案内ロボットです。


 オシュボットは、すでにアメリカのホームセンターで活躍しています。

このように、人工知能でできることが増えていくと、僕たちの生活はもっともっと快適になるはず。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 一方、人工知能によってできることが増えると、今は人が行っている仕事を「人工知能がやってしまう」ので失業が増えるという不安もあるそうです。

 野村総合研究所は、日本の労働人口の「49%が人工知能やロボット等で代替可能」と発表していますし、

 オックスフォード大チームの論文「雇用の未来」によると、
 未来に消える職業として、「スポーツの審判」「銀行の窓口係」「モデル」「ウェートレス・ウェーター」「運転手」等があげられています。

 実際、身近な所ではカメラ屋さんでは、写真プリントの受付と言う仕事はすでにPCが受け持っています。
カメラのキタムラ セルフ注文端末 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 これらの事実が示しているのは…

 人工知能やコンピューターと、人間の特性をしっかり見極め、その人間ならではの特性を十分にのばしていかないといけない時代になってきたということです。

 さて、人間ならではの特性として「アイデアの創出」があるでしょう。
 しかし、これだけAI技術の高まった時代です。
 既存のアイデアを深化させたり、バージョンアップさせたりするのはAIに勝てそうもありません。

 AIも思いつかないような、古い型を打ち破り、まったく新しい別の角度から物事を考える必要があります。これは、すでに選択され、整理された情報の上にアイデアを創出するAIにはできない創出の仕方です。

 このようなアイデアを創出する考え方の一つに「水平思考」があります。

 水平思考は、一定の方向に向かったパターンを離れ、
 別のいくつかのパターンへと移動することを求める思考方法です。



 説明よりも、実際に頭を働かせながら「水平思考」についてお伝えしましょう。

 それでは次の問題に答えてください。



 昔、一人の商人が、金貸しから莫大な借金をして困っていた。


 もし、借金が返せない場合は、刑務所に入れられてしまうという。


 金貸しは、商人の弱みに付け込み、ある取引を提案した。


 それは、「商人の美しい娘を嫁にくれるならば、借金は帳消しにする」というものである。

 途方にくれる商人と娘を前に、金貸しは1つのくじを作った。
 運を天に任せようというわけである。


 金貸しは、袋の中に黒と白の石を一つずつ入れるから、娘に石を一つ、つかみだせと言った。


 もし「黒い石を選べば娘は金貸しの妻になり、借金は帳消し」


 もし「白い石を選べば今まで通り父親と住んでよく、しかも借金は帳消し」


 娘は、この選択に挑むことにした。

 金貸しは、袋に石を二つ入れた。


 しかし、娘は金貸しが袋に黒い石を二つ入れたのを見てしまったのだ。



 さあ、あなたが娘だったらどういう行動をとるだろうか?



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

【 ヒント 】


Q 「娘は石を選ぶのを拒否したのだろうか?」
A 「いいえ、拒否すれば父親が刑務所送りになりますので、それはできません。」

Q 「金貸しのインチキを暴くために、袋の中身は黒が2個だと言った。」
A 「いいえ、拒否と同じ結果を招きます。金貸しはきっと怒って帰ってしまいますから。」


答えはこの下にあります。


























【 答え 】


 娘は、袋に手を入れ、小石を一つ取り出します。
 でも、見る前に、落としてしまったのです。

 そして、こう言うのです。


 「あらいやだ、私ってドジね。でも大丈夫だわ。だって、今私が落とした小石の色は、袋に残っている小石の色と反対なんですから。」

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 この娘の答えの導き出し方こそ、まさに水平思考なのです。

 詳しくは来週木曜日に!また、お伝えします。

 あなたの思考活動に、Funタイムを!

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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