FC2ブログ

記事一覧

水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方②~

「AI・人工知能」の研究が進んでいます。
これを利用すると、生活がもっと便利になると期待されています。

グーグル 囲碁ソフト 

 昨日、グーグルはAI・人工知能を使った囲碁のコンピューターソフトを開発し、人間のプロ棋士に勝利したと発表しました。囲碁でコンピューターが人間のプロに勝つのは初めてです。
 チェス、将棋と優勢を見せてきたAIです。しかし、囲碁はコンピューターが人間のプロの実力に追いつくにはこの先、10年以上かかるとされてきました。

 AI・人工知能は日々進化しています。
 AI・人工知能で、できることが増えていくと、僕たちの生活はもっともっと快適になるはずです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 一方、AI・人工知能によってできることが増えると、今は人が行っている仕事を「AI・人工知能がやってしまう」ので失業が増えるという不安もあるそうです。

 野村総合研究所は、日本の労働人口の「49%がAI・人工知能やロボット等で代替可能」と発表していますし、オックスフォード大チームの論文「雇用の未来」によると、未来に消える職業として、「スポーツの審判」「銀行の窓口係」「モデル」「ウェートレス・ウェーター」「運転手」等があげられています。

スマートIC 

 実際、身近な所ではスマートICなど、無人の施設も増えてきています。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 これらの事実が示しているのは…

 AI・人工知能と人間の特性をしっかり見極め、その人間ならではの特性を十分にのばしていかないといけない時代になってきたということです。

 さて、人間ならではの特性として「アイデアの創出」があるでしょう。
 しかし、これだけAI・人工知能技術の高まった時代です。
 既存のアイデアを深化させたり、バージョンアップさせたりするのは勝てそうもありません。

 AI・人工知能が思いつかないような、古い型を打ち破り、まったく新しい別の角度から物事を考える必要があります。

 これは、すでに選択され、整理された情報の上にアイデアを創出するAI・人工知能にはできない創出の仕方です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 このようなアイデアを創出する考え方の一つに「水平思考」があります。

水平思考の世界 

 「水平思考の世界」の著者、エドワード・エドワードデボノは、次のように述べています。


 一つのアイデアを生み出すため、ものの見方を完全に変える必要がある時には、従来の見方にたっていたのでは、そのアイデアがどうやったら生まれるかを見つけ出すことは難しい。


 水平思考は、単純に論理的に思考を深めていくこと(垂直的思考)とは違います。

 むしろ、そのような垂直的な考え方、つまり論理的に考えることが限界に達した時に力を発揮する考え方です。


 「水平」と「垂直」という言葉は、次のような例にたとえられるだろう。

一つの穴を深く掘っていくのでは、違った場所に穴をあけることはできない。

論理とは、深く、大きく掘っていくための道具である。

しかし、その掘る場所が間違っていたとしても、なかなかそれを改善することはできない。

水平思考は「別の穴」を掘ろうとすることである。



 水平思考の雰囲気をつかめたでしょうか?

 では、問題を解きながら、その雰囲気を味わってください。
 論理的思考に詰まったら、別の穴をあけて下さいね。


「残ったリンゴ」

ある部屋の中にリンゴは6つ入ったカゴが置いてあります。

そして女の子が6人います。

女の子が1人1つリンゴを取りました。

でも、かごの中にはまだリンゴがまだ1つ残っています。

なぜでしょう。





【 ヒント 】

Q 「リンゴを食べたり、割ったりしたのですか?」
A 「いいえ。」

Q 「6人ともリンゴをもらったのですか?」
A 「はい。」

Q 「部屋にあるリンゴは、ずっと6つでしたか?」
A 「はい、ずっと6つでした。増えも、減りもしていません。」

Q 「リンゴを1つ以上もらった女の子はいましたか?」
A 「いいえ。」

答えはこの下にあります。



















【 答え 】

 5人は、リンゴを手に取りました。そして、残りの1人は「リンゴが入ったかご」を取ったのです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 別の穴をあけることができましたか?

 ちなみに紹介したエドワード・デボノの「水平思考の世界」ですが、1969年に発行された本です。

 いまでも全く色あせない、新鮮で刺激的な本です。


 続きは、来週木曜日にまた、お伝えします!

 あなたの思考活動に、Funタイムを!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数