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水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方③~

「AI・人工知能」の研究が進んでいます。
これを利用すると、生活がもっと便利になると期待されています。

 一方、AI・人工知能によってできることが増えると、今は人が行っている仕事を「AI・人工知能がやってしまう」ので失業が増えるという不安もあるそうです。
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サンフランシスコでオープンした、ファストフード店Eatsa。メーンコンセプトは「超速サービス」というだけあって、オーダーから全てが機械化されているそうです。

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客はブースに立ち、タッチスクリーンに映し出されたメニューから、好きなものを選んで注文する。会計をすませると、わずか数分でオーダー受取口から注文した品が現れるそうですよ。これをすべて機械が行っているそうです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 これらの事実が示しているのは…

 AI・人工知能と人間の特性をしっかり見極め、その人間ならではの特性を十分にのばしていかないといけない時代になってきたということです。

 だからこそAI・人工知能が思いつかないような、古い型を打ち破り、まったく新しい別の角度から物事を考える必要があります。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 このようなアイデアを創出する考え方の一つに「水平思考」があります。
 水平思考は、論理的に考えることが限界に達した時に力を発揮する考え方です。

水平思考の世界

 「水平思考の世界」の著者、エドワード・エドワードデボノは、次のように述べています。

1つの方法を選んだ当初は、その方法が自分勝手に選んだものとして承知していたし、ほかにもっとよい方法があるということもわかっているものである。しかし、最初の方法を何度も使っているうちに、それが大変便利になってしまい選択の柔軟性を忘れてしまうものである。


一度、有効な考え方や、便利なアイデアに心を捕らわれてしまうと、そこから抜け出すのは難しいという事です。それが、どんどん垂直に掘っていく穴であったとしても…

では、今日も一緒に考えみましょう。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

次の図を見て下さい。
T字の図1

このような既定の図形とは違う図を、他者に説明するとします。
その時、あなたは、どうするでしょう。

ある人は、このように「横棒と横棒の間に、縦棒が2本挟まっている」と説明するでしょう。

T字の図2

また、ある人は、「横棒2本の隣に、コの字が2つ並んでいる」と説明するかもしれないが、「コの字」という説明が相手に正確に伝わるかどうかが怪しい感じがします。

T字の図3

そこで、次の図を見て下さい。

T字の図4

この図は、「Tが4つ組み合わさっている」と考えると、実にシンプルで明快な説明になります。

では、この図ならどう見えますか?

T字の図5

これならどうでしょう?

T字の図6

こんなに複雑な図でも、Tの字の組み合わせで成り立っていることが分かると思います。

T字の図7

では、最後にこの図は、どう見ますか?

T字の図8






実は、この図は、Tで説明しようとするとうまくいきません。
Lの字で構成されているからです。

T字の図9

でも、いくつかの図形をTの字で説明したり、Tの便利さを知ってしまっていたりしたあなたは、何とかしてこの図にもTを当てはめようとしてしまったのではないでしょうか。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

このように、有効な考え方や、便利なアイデアが、あなたを阻んでいる恐れがあります。

一度手に入れた考え方や、アイデアを捨てることに知らず知らずのうちに抵抗感を示してしまうものです。

だからこそ、論理的に行き詰っている時は、「中心的を締めている、有効で便利なイデアを疑え」ということがいえるのです。

それこそが、縦穴の行き止まりから抜け出す方法の1つです。

 あなたの思考活動に、Funタイムを!
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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