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運動神経がよくなる10の方法~子どもがかしこい身体を手に入れる運動遊び⑦~

 お子さんが豊かなスポーツライフを営んでいくために「かしこい身体」を手に入れる方法をお伝えしています「運動神経がよくなる10の方法」です。

よじ登り (1) よじ登り (4)
よじ登り (3) よじ登り (2)

 今回紹介する運動遊びは

「よじのぼり・とびわたり・とびおり」

 です。

 この遊びを通じて、「とまどいを見逃さない」をお伝えしていきます。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
 
 不思議なもので、

 子どもは、高いものを見ると、よじ登ります。そして、飛び降ります。

 また、高いものが並んでいるとなぜか、飛び渡ります。

 スリルを味わいたいというのは、人間の本能なのでしょうか。

 
 家の周りの塀や壁にによじ登ってもいいですし、公園の丸太やタイヤを跳び渡ってもいいと思います。

 また、雪国であれば降り積もった雪の山に登って、そこから飛び降りるのもよい遊びですね。


 こうした遊びでいくつかの道しるべ動作が身に付きます。

「踏み切り足を決めて跳ぶ」

という動作が身に付きます。

 小学校低学年くらいまでは、自分の踏み切り足が定まっていません。

 一方、様々な運動・スポーツでは踏み切り足を定めることを求められます。

 遊びを通じて、踏み切り足が自然と定まっているのは、子どもにとってとってもいいことです。

また、
「走りとジャンプを融合する」

という動作が身に付きます。

走りながら勢いをつけて、片足でジャンプもしくは、両足でジャンプをするということです。

このような道しるべ動作は、将来ハードル走、走り幅跳び、バスケットボールのシュートなどに生かされていきます。

 室内で行う場合は、親子で楽しく遊べる方法があります。



【 長座跳び越し と 人間ハードル 】

人間ハードル2

 どちらも親子で遊べます。

 「長座跳び越し」は、お父さんやお母さんが長座をして、その足を跳び越します。
 
 開脚するとさらにスリルが増します。

 胴に近い方が簡単で、つま先に近いと難しくなります。

 縄跳びの前回し跳びがうまくできない低学年の子の手立てとしてもよい遊びです。

人間ハードル
 
 「人間ハードル」は、座ったり、寝たりしているお父さんやお母さんの周りを走りながら、跳び越す遊びです。

 跳ぶ方も、跳ばれる方もスリル満点です。





 「よじのぼり・とびわたり・とびおり」を楽しんでいる時、お子さんがもし「とまどい」や「躊躇」をしているようでしたら、そのサインを見逃さないでください。

 「怖い」と感じたり、「危ないかな」と予感したりすることはとっても大切なことです。

 例えば先ほど紹介した、「跳び越し遊び」を行うと、なかなか跳べない子がいる場合が多いです。

 そういう時は、

「とまどい」の後の動きが、まだ身に付いていない

ということです。

 跳び越しをなかなかできない子は、「両足踏み切り」が身に付いていない場合が多いです。ですから、幅を狭くしたり、跳び越える高さを低くしたりするなどの手立てが必要です。


 「とまどい」と「躊躇」は、その子の身に付いていない動作を見つける絶好の機会です。

 そのサインを見逃さないでくださいね。

 間違っても、「勇気を出してやってみろ!」なんて言わないで下さい。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 もう40年近く前になりますが、僕が小さなころの札幌は、空き地がたくさんありました。

 そこにある岩やら、資材やらによじ登ったり、そこから飛び降りたりしたのを思い出します。

 また、小川がたくさんあって、それを必要に迫られて、とびわたりました。

 冬になると、道路の両脇に積もった雪の山が通学路になりました。

 普通の生活の中に、よじ登り、飛び降り、跳び渡りがあったのですね。

 最初の子どもの遊ぶ姿は、萩野矢慶記さんの写真集、「街から消えた子どもの遊び」から引きました。

 あらためて、遊びが子どもたちの成長に一役買っていることを感じる一冊です。


 あなたのお子さんの、スポーツライフにFanタイムを!


  
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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