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子どもを勇気づける方法 ~はげまし名人 壱岐健介「奈緒子」~


 未来は、子ども自身の一歩一歩で切り拓かれます。
 そして、その一歩目は「勇気」です。
 勇気があるから、子どもの「やる気」「本気」「元気」「根気」「活気」が生まれます。

 さあ、今日も「はげまし名人」から子どもを勇気づけるコツを教わりましょう。



雄介は、大介を信じて生きていく…
大介は、雄介を思いやりながら生きていく…
兄弟とはそういうものだ。
和子、もうなにも言うな…




奈緒子


 漫画「奈緒子」から引きました。奈緒子には、日本海の疾風と呼ばれる天才ランナー壱岐雄介が、マラソン金メダリストになるまでの成長が描かれています。

 一方で、この漫画は、壱岐家の兄弟、兄大介と弟雄介の成長を後押しする父と母の姿に学ぶべき所が多い物語でもあります。

 ちなみに、父健介は、なんと1巻で亡くなってしまうのですが…

 雄介と、大介の思い出の中の父親が何度も登場し、二人をはげましていきます。


 今回取り上げたのは、父健介が二人息子の大介と雄介を叱る場面です。


 さて、この場面の壱岐健介の言葉から学ぶべきは、

「互いに信頼し合い、互いに尊敬し合う関係」について

です。

 勇気づけと、はげましには、「互いに信頼し合い、互いに尊敬し合う関係」が欠かせません。

 勇気づけと、はげましの土台ともいえる前提です。

 そのことを踏まえ、先ほどの健介のセリフをもう一度味わってほしいと思います。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 では、互いに信頼し、尊敬し合うということについてもっと深く考えてみましょう。

 ここで注意したいのは、互いの信頼・尊敬は「フィフティーフィフティー」では成り立たないということです。

 一方が、より多く信頼し、もう一方が、より多く尊敬するという状態が

 互いに「尊敬し信頼し合う」ということなのです。

 つまり、

 信頼と尊敬のパワーバランスが崩れた状態を維持している関係

こそが「互いに信頼・尊敬」している状態なのです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 「奈緒子」の物語の中では、弟雄介は、兄を根拠なく信頼し続けます。

 兄大介は、雄介のために全てをかけて尽くします。

 それが、固い兄弟の信頼・尊敬という強い心の結びつきに変わっていきます。


 さて、みなさんは、パワーバランスの崩れたお子さんとの関係を築けていますか?

 親と子は、もともと親の方が優位な心理状態にあります。

 先生と子どもの関係も同様ですね。

 ですから、「これでもか!」という位の信頼を

 シャワーのように浴びせてあげないと、フィフティーフィフティーの状態になってしまいます。

 途切れることなく信頼し続けないと、子どもの尊敬を得ることはできません。

 子育ては、ギブ&テイクではないのです。

 ギブ&ギブ

 なのです。
 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 僕は父親です。

 それだけに、父健介の言葉に学ぶことが多いです。


 守れんような約束はするな。
 生きるってことは、約束の数だけ命がけで生きるってことだ。



 父ちゃんは中学までしかいっとらんけど、大切なことを一つだけ知っとる。
イヤな事でもやる時は、一生懸命やる事が大切だ。
 イヤイヤやるんだったらやらん方がいい。




 とにかく健介は、父親としてカッコいいんです。

 どの言葉も、大切に胸にしまっています。

 
 お子さんの未来にFunタイムを!


     
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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