FC2ブログ

記事一覧

運動神経がよくなる10の方法~子どもがかしこい身体を手に入れる運動遊び⑨~

 お子さんが豊かなスポーツライフを営んでいくために「かしこい身体」を手に入れる方法をお伝えしています「運動神経がよくなる10の方法」です。

 今回紹介する運動遊びは「かえるの足うち」です。

 この遊びを通じて、「スキル学習の5原則」をお伝えしていきます。




【 かえるの足うち 】

かえるの足うち

 倒立の道しるべ動作となる「かえるの足うち」です。「かえるの足うち」は、この動作を、楽しみながら身に付けていくことができます。

 手を肩幅に開き、腰と膝を深く曲げ、逆さまになります。

 足が空中に浮いている間に、足と足をうち合わせます。

 「手と手の間を見て」逆さまになるのがコツです。

 「何回できるかな?」と子どもに問いかけてみましょう。夢中になって挑戦することでしょう。

 ペアを作って、どっちが長く空中にいられるかを勝負する「かえる相撲」もおもしろいですよ。

 


 体育の学習では、「かえるの学校」という遊びをしてもよいでしょう。

 1年生は、1回足うちをします。そして2年生は2回です。

 4回目くらいから、難しくなってきたら、分割もOKです。4年生は、2回+2回です。

 6年生を卒業したら…

 中学生です。中学生は、かえる倒立に挑戦です。

カエル倒立

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 「かえるの足うち」は、多くの子が夢中になる遊びです。

 
 こんなに単純なのに…と思うでしょう。
 
 でも、かえるの足うちは、「スキル学習の原則」がしっかりと入っているからなのです。

【 スキル学習の5原則 】

①繰り返しの無い、繰り返しがあること
 ややこしい言い方ですが、少しずつ変化がありながら、繰り返すということです。

②壁は高からず、低からず
 その遊びが、その子にとって適切かどうかということです。負荷が高すぎると、違うスキルの学習になってしまうことを忘れずに。運動遊びは、子どもに応じたフルオーダーメイドが基本です。自然とそうなる仕組みが必要です。

③真似の真似はしやすい
 集団の機能を生かすということです。運動遊びは、1人よりも2人、2人よりも10人の方がスキル習得の効果が上がります。それは、自分に近いスキルの友達のよい動きをたくさん見るからです。ミュージシャンのマネは難しくても、「物まね芸人のマネはできそうな気がする」ということです。

④バランスよく
 何かに特化してはいけません。トレーニングとは違います。特化すると、巧みな動きが育ちません。

⑤ちょっとがいい
 「溺れる者は藁をもつかむ」といいますが、スキル学習は「藁」で十分です。山盛りの藁をいっぺんに手に入れるよりも、1本の藁を長いスパンで手に入れる方が力の伸びになります。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 かえるの足うちは、どこでもできるのもいいところです。

 寝る前に布団の上でいかがでしょう。

 「お母さんに叱られない」程度に、楽しんでください。

 あなたのお子さんの、スポーツライフにFanタイムを!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数