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1年生から辞書引きが大好きになる5つのステップ~第3歩目~

辞書引き1

 深谷圭助氏の提案する、辞書引き学習を現在の1年生のクラスで実践しています。

 取り組むのは、1週間にたったの10分です。

 たったの10分ですが…

 子どもたちは、辞書引きが大好きになりました。

 そして、

 「なぜ?」「どうして?」と問い続け、「アクティブに学ぶ子」が育ちました。

 その5つのステップをお伝えします。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 「辞書引き学習」の入り口は、

 「知っている言葉」から選んでいく

 ということです。
 あくまでも「選ぶ」のです、「知らない言葉を引く」との違いに注意してください。

 これが「コロンブスの卵」なのです。
 辞書といえば「知らない言葉」を引くものというイメージを持っていませんか?
 そうではなく、「知っている言葉」を選ぶ所からスタートするのが大好きになる大きなポイントです。

 辞書を引くものと考えず、読物にしてしまうのです。

 辞書引き学習法は簡単。
 
◆ 机の上にカバーを外した状態で辞書を置いておく。
◆ 常に机の上に辞書を置きっぱなしにする。
◆ 引いた言葉を付箋に書いて、そのページにはる。

 これだけです。
 あとは好きな言葉、気になる言葉を見つけるだけです。
 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 では、ここからは1年生の山形学級での辞書引き学習、最初の5週間の実践を紹介していきます。

 今日は、その第二歩目、「いつでもアクセスできるから好きになる」をお伝えします。

 山形学級の第三歩目、それは…


辞書をずっと机の上に置いておいたこと。



 それだけです。

辞書_算数の時間

 写真は算数の時間のものです。どんな時間も置きっぱなしです。もちろん給食時間もです。


 いつでも国語辞典が身近にあれば、子どもたちは手を伸ばす。

 国語辞典を買ってきたら、まずケースとカバーは取らせ、常時、辞書を机の上に置かせたい。それだけで活用度が違う。

【深谷圭助 小学校1年で国語辞典を使えるようにする30の方法から】



 本当にその通りです。山形学級でもその通りになりました。

 ただ一日中置いておくだけです。何の工夫もいりません。

 子どもは夢中になってページをめくり続けます。

 これが山形学級の第二歩目、「いつでもアクセスできるから好きになる」です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 あとは基本のルーティーンに従って、子どもたちはどんどんと辞書を引いていきます。

 ちなみに、基本のルーティーンはいつもと同じです、

①言葉を見つけたら、ページの余白に付箋をはること。
②付箋には、その言葉と何番目に見つけたかを書いておくこと。
(http://www.mmm.co.jp/office/post_it/jishobiki/howto/index2.htmlを見ればもっと詳しく分かります)

辞書_給食時間

 例えば、給食時間に、いちごが出た日などは…

「イチゴって、漢字で書くとどういう字なんだろーねー」

 という会話と共に、辞書を引く姿が見られます。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 「なぜ?」「どうして?」と問い続け、「アクティブに学ぶ子」を育てる辞書引き学習。

 日本の学校教育は「教師が教える」場面が非常に多いインプット型です。

 これをもっとアウトプット型にしてやろうとすると、「書く」「話す」という場面を増やすことになります。

 しかし…

 このアウトプットでは、ハードルが高すぎる子がいっぱいいるのです。そういう子は、あまりにも高いハードルへの挑戦に失敗すると、ますますインプット志向が強くなってしまうのです。

 辞書を引くという行為は、アウトプット型の行為です。しかも、黙ってできます。

 つまり、「書く」「話す」に続く新たなアウトプットの手法が「ただ机の上に置いておく」ということだけで手に入るのです。

 その証拠に、学級の中でアウトプットが少ない子が、驚くほど調べまくります。



 「辞書引きって、遊びじゃない?」と思っていた方、

 最初は遊び…でも、「だんだんと子どもが変わってきた」と思いませんか?

 どの子も学びのエンジンを持っています。エンジンを回す燃料もたっぷり心に持っています。

 あとは、それに火を付けるだけなんです。

 
 それの着火剤がただ辞書を置くだけで…

 詳しくは、次回をお楽しみに。

 あなたの学級に辞書引きの楽しみとFunタイムを!


            
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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