FC2ブログ

記事一覧

子どもを勇気づける方法 ~はげまし名人 オードリー・ヘプバーン『マイフェアレディ』~


 未来は、子ども自身の一歩一歩で切り拓かれます。
 そして、その一歩目は「勇気」です。
 勇気があるから、子どもの「やる気」「本気」「元気」「根気」「活気」が生まれます。

 さあ、今日も「はげまし名人」から子どもを勇気づけるコツを教わりましょう。

 さて、今日の名人は、オードリー・ヘプバーン演ずるイライザです。




彼は私を花売り娘以上の扱いをしてくれました。

レディと花売り娘の違いは…

どう振る舞うかではなく、どう扱われるかです。

花売り娘として扱う教授には、私は永久に花売り娘。

レディとして扱う大佐の前では、レディになれます。





マイフェアレディ

 『マイ・フェア・レディ』は、ロンドンの花売り娘が一流の淑女に変貌していく姿をオードリー・ヘプバーン主演で描き、アカデミー賞主要8部門を独占した名作ミュージカル映画です。

 ロンドンで花を売り歩いていた女性イライザは、言語学の教授ヒギンズから下品な言葉遣いを直せば一流のレディになれると言われ、教授から言葉や礼儀作法のレッスンを受けることになります。

 努力の末に美しいレディへと成長したイライザは華々しい社交界デビューを飾ります。

 しかし、教授が賭けに勝つためにイライザにレッスンをしていたことを知り、ショックのあまり教授のもとを飛び出してしまうというストーリーです。

 再び、教授の前に表れたイライザが言ったセリフが、上の言葉です。

マイフェアレディ2

 ところでこの映画…

 もともとはバーナード・ショウの戯曲「ピグマリオン」をもとにしたミュージカルで、それを映画化したものです。

 この「ピグマリオン」という言葉ですが、教育の世界では、

 ピグマリオン効果…教育心理学における心理的行動の1つで、「教師の期待によって学習者の成績が向上すること」としてしばしば扱われる言葉です。


 しかしながら、

 子育てをする上で、単純に、「期待=向上」と考えるのは、あまりに都合がよすぎる気がします。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 イライザの上の言葉は、子どもに対して都合よく期待する大人に向かって放たれているように思えてなりません。

 大事なことは、「人は周りの人から、どのように扱われているかに合わせて振る舞う」ということです。

 レディとして扱われるとレディとして振る舞うようになります。

 花売り娘として扱われると、花売り娘として振る舞うようになるのです。


 優しい子として扱われれば、優しい子になり、

 夢を抱くことをよいこととして扱われれば、夢を抱く子になり、

 ダメな子として扱われれば、自然とダメな子になってしまうのではないでしょうか。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 子どもは、周りの扱いに合わせて、行動します。

 そして、子どもの行動に合わせて、周りも変化していきます。

 レディになってほしいと期待するなら、レディとして扱うこと。

 それが、オードリー・ヘプバーンから教わった、はげましの原則です。
 
 お子さんの未来にFunタイムを!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数