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見えないからこそ熱心に ~薬師如来と松井秀喜選手から学ぶ~


見えないからこそ熱心に ~薬師如来と松井秀喜選手から学ぶ~


 下駄箱の靴を揃えて入れることを続けている子どもたちです。
 また、掃除のときには床に眼が付かんばかりに雑巾で磨く姿も頼もしい子どもたちです。
 ですから、昨日は薬師如来と松井秀喜選手の話をしました。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 奈良県の薬師寺というお寺には、薬師如来というそれはそれは立派な仏像があります。その姿はとても美しく気高いので、ずっと昔から皆に尊ばれ、愛されてきました。
また、その仏像の芸術性と技巧の高さは、現代の人々が見ても思わず息を飲むほどです。

薬師寺の仏像と松井秀喜選手に学ぶ


さて、その薬師如来ですが、普段は決してその背中を見ることはできません。

なぜならば、その背中は壁にぴったりと付いていて隠れているからです。

でも、薬師如来が作られて何百年の後、その仏像を動かしてみて人々は驚きました。正面と全く変わらない美しさと巧みさを備えた後姿を見たからです。決して見ることのない後姿にもかかわらず。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 見られる、見られないにかかわらず最高の努力を払う心だからこそ、千年の時を超え、人々の心を打ち続けているのでしょう。
 ところで、スポーツ界にもその背中で人々の心を打つ人がいます。
 元メジャーリーガーのの松井秀喜選手です。

 松井選手は試合が終わった後にロッカールームで必ずすることがあります。それはグローブの手入れです。

 まず、グローブに丁寧にオイルを塗ります。
 そしてボールを挿んだ後、専用のベルトで巻き、袋に入れます。
 最後に自分の名前の入った袋にもう一度入れます。


 細部に魂は宿るといったのは誰だったか。
 子どもたちの生活も一緒と思っています。

 見えないところも、見えるところも同じく熱心に。
 今日もやる、明日もやる、ずっとやる。
 そんな子どもたちをずっと支えていきます。

(附属札幌小学校 5年2組学級通信 3号から再発信)
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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