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運動神経がよくなる10の方法~なわとび編④~

なわとび練習風景

 「運動神経がよくなる10の方法」です。

 小学生までに手に入れたいのは…「かしこい体」


 かしこい体は「あらゆる場面に対応できる巧みな動きで満たされている体」のこと。
 かしこい体の子は、いつでも、どこでも体がパッと動いちゃいます。



 手に入れる方法を教えちゃいます。

 その方法とは…「なわ跳び」です。

 なわとびは、かしこい体を手に入れるために最高の運動遊びなんです。

 
 しかもなわ跳びは、運動強度が高いんです。

 ちなみに、大抵の1年生ができるようになる30秒で60回程度の前回しをすると…

 1キロ5分のジョギングをしていると同じ運動をしていることになります。

 なわ跳びは体力作りに最適です!

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 さて、今回紹介するのは…



上達のための3つの練習メニュー




 なわ跳びは、「場所いらず」で「短時間」の「高い運動強度」を得ながら、体の巧みさを高めていく優れた運動です。

 しかし、上達に時間がかかりますので、子どもにとっては飽きやすい運動です。

 そこで、練習メニューが大切になってきます。

 低学年の間に基本的な跳び方をマスターすると、小学校の間ずっとなわ跳びで楽しめる子になります。

 それでは、小学校低学年向け10分間の練習メニューを紹介します。



☑ 練習その1 30秒早回し跳び



 やり方を紹介します。

 ◆ 2人組で行います。

 ◆ 1人が跳び、もう1人は数えます。

 ◆ 跳ぶ子は、引っかかっても休まずに回し続けます。そして30秒間に跳ぶことができた回数を記録します。

 数える子は、パーにした手を前に出して、指で回数を伝えます。

 指を1つ折ると10回を表します。

 こうすることで、跳んでいる子は時間いっぱいあきらめずに跳ぶことができます。

 前跳びを2回、後跳びを2回行います。

 ちなみに、よくばって1分にしないで下さい。30秒だからいいんです。

 やってみればわかりますが、1分間は長いです。

◆ ◇ ◆

 ちなみに、僕が過去に調査したデータを紹介しますと…

 前2重回しが1回だけできる子…30秒早回しの平均回数 68.7回

 となっています。前回しを30秒間に70回跳べるようになると、2重回し跳びができるというわけです。

 まずは、70回越えをめあてとして取り組んでください。


 30秒跳びは なわ跳び編①でさらに詳しく説明しています。よろしければ、こちらをクリック!

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 次のメニューです。


 なわ跳びという運動の構造をものずごくざっくりと表すと

 なわ跳び=(なわを回すスピード+ジャンプの滞空時間)×回す技術

という式になります。

 ちなみに、30秒早回し跳びは、「なわを回すスピード+ジャンプ」の滞空時間を高めるための練習メニューですが、次は「回す技術」を高めるメニューです。



☑ 練習その2 交差跳び4兄弟チャレンジ



 交差跳びは、ばってん跳びともいいます。

交差跳び

 写真のように、おなかの前で腕を深く交差させて跳ぶ技です。

 肘と肘をくっつけることがポイントです。

 そして、交差跳びと交差させない跳び方を交互に行うのがあや跳びです。

  

 「前交差跳び」「後交差跳び」「前あや跳び」「後あや跳び」を交差跳び4兄弟と呼んでいます。

 これらを練習するのが交差跳び4兄弟チャレンジです。

 10回できたら10点です。ですから、4兄弟全部できたら40点ということになります。

◆ ◇ ◆

 いろいろな考え方があると思いますが、交差跳び、あや跳びは同時に取り組んだ方がよいと思います。

 前→後→交差→あやというように積み上げていく方法もあるとは思いますが、

 同時に取り組んだ方が上達は早いです。

 ひとつの技の取組時間は短く、そして回数を増やすという訳です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 ここまでで約8分です。

 最後はこのメニューです。



☑ 練習その3 なわとび選手権



 シンプルに生き残り勝負です。

 毎回技を1つ決めて、引っかかったらアウトです。

 最後の一人になったら勝ちとしてもよいですし、

 1分間生き残ったら勝としてもよいです。

◆ ◇ ◆

 この生き残り勝負ですが、実は跳ぶことよりも「見ていることに」ねらいを置いています。

 生き残っている子は必然的に上手な子です。

 ひっかかった子は、生き残っている子の動きをよく見ます。

 また、跳んでいる「足音」「なわの回る音」を聞き、知らず知らずのうちにタイミングを覚えます。

 口で言っても全く分からないコツが、自然と伝わるのです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 今回の運動神経がよくなる10の方法 なわ跳び編、いかがでしたか?

 この1年間、継続してこのメニューで取り組んでみませんか?

 体育学習に、お子さんの体力づくりに是非どうぞ。

 来週は、「2重回しに挑戦しよう」をお伝えしていきますね。

 お子さんのスポーツライフにFanタイムを!



運動神経がよくなる10の方法 過去の記事はコチラ!



運動神経がよくなる10の方法 なわ跳び編①

運動神経がよくなる10の方法 なわ跳び編②

運動神経がよくなる10の方法 なわ跳び編③

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編①【ジャングルジム鬼】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編②【けん玉遊び】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編③【めんこ遊び】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編④【リレー遊び】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編⑤【ターザンロープ遊び】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編⑥【長なわ遊び】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編⑦【よじのぼり・とびわたり・とびおり】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編⑧【ともえ鬼】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編⑨【かえるの足打ち遊び】

運動神経がよくなる10の方法 運動遊び編⑩【①~⑨のまとめ】


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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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