FC2ブログ

記事一覧

水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方15~

tay人工知能ボット

 ツイッター等のSNSで、会話を楽しむことができるAI会話ボット。

 日本の「りんな」、中国の「 Xiaolce 」などのプロジェクトが進んでいますが、

 有名なのは、マイクロソフトの「 Tay 」。差別的発言を繰り返し、活動休止になってしまったからです。

◆ ◇ ◆

 さて、なんでAIが差別的発言をSNS内で頻発するようになったかとゆいますと…


人間がこつこつ教えた!



からだそうですよ。

 アメリカの匿名サイトで「 Tay にヘイトスピーチを教えてやろう」キャンペーンが展開されました。その結果…大勢の悪意のある人が、 Tay に「××××××××××って言ってみて」などと繰り返し語りかけることで、ヘイトスピーチを覚え込ませちゃったのだそうです。

 まさに人海戦術!

 しかしながら、研究者たちにとって、今回集まった会話のデータはすごく貴重なもので、これだけでも「 Tay 」をデビューさせたかいがあったというものでしょう。

 きっとこのデータを元にフィルタが強化され、打たれ強くなって再デビューするはずです。

 皮肉な話ですが、人間の「思ってもみない軽はずみな行為」がAIをどんどん鍛えていくことになるのですね。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 「AI・人工知能」が僕たちの生活に深く入り込んでくる未来をみなさんはどう生きますか?

 間違いなくいえることは、
「AI・人工知能」が僕たちの前から消えることはないということ…

 そして、AI・人工知能と人間の特性をしっかり見極めた上で、人間の特性を十分にのばしていかないといけない時代になってきているということ…

 そして…

 人間ならではの特性の一つが、古い型を打ち破り、まったく新しい別の角度から物事を考え、アイデアを創出する力。

 それを伸ばすしかありません。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 このようなアイデアを創出する考え方の一つに「水平思考」があります。
 水平思考は、論理的に考えることが限界に達した時に力を発揮する考え方です。

 「水平思考の世界」の著者、エドワード・デボノは、水平思考について次のような説明をしています。



垂直的思考は、同じ穴を深く掘ることであり、
水平思考はさらに別の穴を掘ろうとすることである。




 人は…仕事であれ、研究であれ、家事であれ、趣味であれ、

 一度やりはじめた方針の変更を嫌がります。

 たとえ、その方針では結果が望めないことを、うすうす感じていたとしても…

 誰でもいったん掘り始めた穴を、途中で止めるのを嫌がるということです。

 なぜなら、それまでの努力が骨折り損になるからです。

 「そんなのシャクにさわる」というわけですね。

 しかし…従来の穴を放棄して、新しい穴を掘ることで、しばしば新しいアイデアは生まれるものです。

◆ ◇ ◆

 というわけで、一緒に新しい穴を掘る練習をしましょう!

 なるべく「 一つの穴を掘り続けずに、新しい穴を掘るつもりで 」考えてみるのです。

 さて、問題です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆




「 言わなくてもわかること 」

煙草

 耳が聞こえず、口もきけない男が、煙草を買おうとしている。

 煙草はどの銘柄も400円均一である。

 男が売り場で1000円を店員に差し出すと、

 店員は、煙草を2個と、釣銭を渡した。

 その間、一言の会話はなく、身振りもなかった。

 店員は、なぜ2個欲しいということがわかったのだろうか。





「 言わなくてもわかること 」のヒント

Q.男は、筆談で2個買うことを伝えた?

A.いいえ

◆ ◇ ◆ 

Q.男は、毎日2個買っていた?

A.いいえ、1個買うときもあります。

◆ ◇ ◆ 

Q.店員は、男が金を出すのを見て、2個だと分かった?

A.はい

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 
 1つの論にこだわらず、

 自由に考えてみれば、

 新しい創造の扉が開かれるかも…

 1つの穴で無理な時には、違う穴を掘ってみましょう。


 あなたの思考活動に、Funタイムを!











◆ ◇ ◆

 「 言わなくてもわかること 」のヒント その2

 分かった人は、下の答えに進んでくださいね。


 あなたの頭の中で、

 男が出した1000円は、札じゃないですか?

 札では、2個かどうか分かりません。

小銭

 「2個買う」ではなく、このお金の出し方で、「1個買うのはおかしい」という別の穴を掘ってみましょう。


   

   





◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

「 言わなくてもわかること 」の答え

 男は、小銭で1000円を出したのです。

 1個欲しいなら、500円玉なら1枚、100円玉なら4枚出すはずですよね。

 500円玉2枚出して、400円の物を買う人なんていません。

 だから店員は、何も言わなくてもわかったのです。


 わかりましたか?
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数