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学校便り・学級便り「熱を保つための方法」



 附属札幌小学校 6年2組学級通信 12号を再編集し、再発行しています。

 4月にたいていの子どもは「目標」をもちます。

 その時の子どもの目の輝きはすばらしいもので、心は熱気に満ちています。

 しかし、世の中そう甘いものではなく、日常の日々は子どもたちの熱をどんどんと奪っていきます。

 さて、ここからが大人の出番です。

 
 目標と顔写真を学級の前に掲示するだけではない手立てが必要です。

 では、本文をどうぞ。








附属札幌小学校  6年2組学級通信 12号
熱を保つための方法



 キミたちの目標の達成状況を尋ねた時、「はっ」とした顔をいくつもみました。先生は、少し安心しました。キミたちのばつの悪そうな表情に、目標に対して責任を感じていることを読み取れたからです。

 そこで、今週の学活の時間は、「目標をあらためて見直す」ということをテーマに行いました。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 ウサ君は、4月に「1年生のお世話をがんばる」と思いました。

 ゴリ君は、「委員会の仕事をがんばる」と思いました。

 トリ君は「学級図書の管理をがんばる」と思いました。

 3人は、この目標に向かってスタートしたのでした。

熱を持ち続ける3


 こうして3人の熱は冷めていったのです。

 4月は、確かに熱い思いを抱いていたのに…


 先生は、言います。
熱を持ち続ける4
先生は、こうも言いました。
 「安心してください。ちょっとした工夫でもとに戻ります」


◆ ◇ ◆

 こんな話があります。



 仕事をする時に、サボったり、手を抜いたりできる状況だと、人は自然にそうなってしまうそうです。でも、その仕事にに入る前に聖書を少し読ませるだけで、サボったり、手を抜いたり確率がグンと減るそうです。




 つまり、仕事や作業の前にほんの少し、気分を引き締めるだけで行動と結果が変わるということです。

 ちょっとの工夫で、自分自身に気合を入れることができるのですね。


◆ ◇ ◆

 先生の言葉を聞いて、3人は目標を見直しました。


ウサ君は、毎朝1年生の教室に寄り、
学習準備のお手伝いをすることにしました。
しかも、1年生に「毎日来るからね」と宣言しました。


ゴリ君は、尊敬しているイチローの書いた本を読み、
続けることの大切さをあらためて心に刻みました。
そして、委員会では毎回手を挙げて発言することにしました。


トリ君は、昼休みに本棚の整理をしていたのですが、
作業の時間を放課後に変えました。
放課後だと、誘惑に負けることなく、じっくりと作業ができるからです。



 もとプロ野球投手の桑田真澄さんは、日本で活躍し、アメリカでも活躍した選手です。

 しかし、メジャーリーグのマウンドに立ったのは39歳の時です。

 ここまで一線に立ち続ける熱量は、相当なものです。

 その桑田選手はそのコツをこう言います。



 一度決めたことは、からなずやり遂げること


 大きさではありません。質も関係ありません。

 大事なのは、必ずやること。こつこつ、毎日。


 だんだんと、暑い日が増えてきましたね。

 気温の高まりと共に、子どもたちの心の熱が再び上がることを期待しています。

 卒業の3月、後ろを振り向いたとき、累々と続く自分の足跡を眺めることができるといいですね。
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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