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水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方18~

実験室


「人工知能が弁護士の優秀なアシスタントになる日は、そう遠くはないみたいです」と伝えたのが前回ですが、

「人工知能は、科学者の優秀なアシスタントに、既になっている」ようです。

 オーストラリアの物理学者たちが、実験をほとんど監視不要で自動的に行い、ときには人力よりも上手に行うAIを作ったそうです。

このAIが行った実験は【ボース=アインシュタイン凝縮】を作ることだそうです。素人には「なんのこっちゃ?」ですが、そのプロセスで「三人の物理学者がノーベル賞を授与された」実験なんだそうですよ。

高度な実験なのは間違いない様です。

その研究員ポールさん曰く、

「マシンは実験のやり方を1時間足らずで覚えたが、それはわれわれの想定外だった」

だって…

 近い未来、研究者は実験から解放され、研究のデザインに集中することになりそうです。

 そうなったら、遠隔操作の無人ラボなんてできるかも!
 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 「AI・人工知能」が僕たちの生活に深く入り込んでくる未来をみなさんはどう生きますか?

 間違いなくいえることは、
「AI・人工知能」が僕たちの前から消えることはないということ…

 そして、AI・人工知能と人間の特性をしっかり見極めた上で、人間の特性を十分にのばしていかないといけない時代になってきているということ…

 そして…人間ならではの特性の一つが、


 古い型を打ち破り、まったく新しい別の角度から物事を考え、アイデアを創出する力。


 それを伸ばすしかありません。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 このようなアイデアを創出する考え方の一つに「水平思考」があります。

 水平思考は、論理的に考えることが限界に達した時に力を発揮する考え方です。

◆ ◇ ◆

 水平思考を鍛えるための大事なことの1つに、「ものの見方を変える」ということがあります。

 そのもっとも有名な例が、天然痘ワクチンの開発者、エドワード・ジェンナーです。

 紀元前より、伝染力が非常に強く死に至る疫病として人々から恐れられていた「天然痘」。

 その解決策に人々が躍起になっていた当時、ジェンナーは「見方を変えて」こう考えました。

 「なぜ人は天然痘にかかるのか」ではなく、「なぜ酪農場で働く女性に天然痘が少ないのか」ということを…

 こうして天然痘のワクチンが開発されたのです。

 ある意味、アイデアの創出は、いかに支配的な考えから逃れるかが勝負です。

 そのためにも意図的にものの見方を変えられるようにしましょう。

 というわけで問題です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


床屋さん


「 床屋の腕前 」



 あなたは、旅人です。

 ある小さな国にやってきたあなたは、散髪をしようと思いました。

 その小さな国には、床屋が2件しかありません。

 1件の店主は、こざっぱりとした素敵なヘアスタイルの店主です。

 もう1件の店主は、ひどいヘアスタイルの店主です。

 さあ、どっちの店に入った方が、素敵なヘアスタイルに散髪してもらえる可能性が高いでしょう。









「 床屋の腕前 」のヒント



Q.店主の腕前を前もって見ることができますか?

A.いいえ、できません。


◆ ◇ ◆ 


Q.どちらの店にも店主一人ですか?

A.はい、どちらの店も店主が一人でお店を切り盛りしています。


◆ ◇ ◆ 

 答えがわからない人は、

 ものの見方を変えてみましょう。

 通常の物の見方は、「床屋の店主は、髪を切る人」という考えです。

 それでは、いつまでたっても答えは見えてきませんよ。

 常日頃から、意図的にものの見方を変える習慣をもてば、

 他の人が考えないことを考えられるようになるはず。

 そうすれば、新しい創造の扉が開かれるかも…


 あなたの思考活動に、Funタイムを!











◆ ◇ ◆

 「 床屋の腕前 」のヒント その2

 分かった人は、下の答えに進んでくださいね。

 小さな国です。

 しかも床屋は2件しかありません。じゃあ、床屋の店主はどこで髪を切っている可能性が高いのですか?


   

   





◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

「 床屋の腕前 」の答え

 国に床屋が2件しかないのだから、

 店主は、互いに髪を切っている可能性が高いですよね。

 となると、

 こざっぱりとした素敵なヘアスタイルの店主の髪を切っているのは、ひどいヘアスタイルの店主になりますから…

 「ひどいヘアスタイルの店主のお店に行く方がよい」ということになります。

 わかりましたか?
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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