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学校便り・学級便り「地球制覇をするための力とは?」



 附属札幌小学校 4年2組学級通信 60号を再編集し、再発行しています。

  「大きなことを成し遂げる」ということを、他人の話と思ってい人が多いと思います。

 また、「大きなことを成し遂げる人」は、特別な力を持っていると思っている人もいます。

 でも、そのような偉業を成し遂げた人も、昔は「普通の子」だったわけです。

 ということは、特別な才能や能力、そして環境があったわけではなく、その人なりに前進し続けたということが「特別」だったということです。

 子どもたちのポケットの中には、「大きなことを成し遂げる行き」の電車の切符が既に入っています。ただ、その電車に乗るかどうかはわかりませんが…

 では、本文をどうぞ。









附属札幌小学校  4年2組学級通信 60号
地球制覇をするための力とは?




 子どもたちに次の作文を紹介しました。

 この学級の子と年は同じくらい、3年生の男の子の作文です。




 九才になった夕方、お母さんに、

「どんな人間になってほしい。」

と聞いてみたら、

「お便所のトイレットペーパーが無くなっていたら新しいのと取りかえるとか、お風呂場の洗面器とか椅子、石鹸を隅に片付けて出てくるとか、見過ごしてしまいそうな小さな事を、人に言われなくても自然にできる人間になってほしい。」

と言ったので、

(何だ、そんな簡単なことか。)

と思ってみたものの時間がたつにつれて、何でもないようなことだけど大変難しいことに気が付いて考え込んでしまいました。

 「お母さんが望んでいる人間になれたら地球制覇したのと同じくらいの気持ちになるだろうなあ」と思った。僕は、「そんな人間になりたいとな」と思った。

【 「小さなことができる人」 金澤 学人 3年 】



 この作文を読んで、子どもたちはいろいろ考えたようで、

◆ 身近な小さなことをずっとやり続けることはとても難しいこと。
◆ 小さなことでも、しなければならないことは必ずする人になりたい。
◆ お母さんは、偉い人になってほしいのではなく、「いい大人」になってほしい願っていること。

といった意見を話していました。

 しかしながら、このクラスの日常の中にも、「地球制覇」するくらいの姿があります。

 例えば、登校した後の下駄箱。

下駄箱

 しっかりと入れるべきところに、揃えて入れられています。

 これは、1年生の時に教わることです。

「外靴は下に、上靴は上に、そうすれば校内が汚れません」

 当時の担任が言ったのでしょう。

 それをずっとずっと続けているのです。

◆ ◇ ◆

 掃除の時間、一言も話さずに床を磨く子。

 漢字の50問テスト、最後まで丁寧な字で書ける子。

 泣いている1年生を見たら、必ず駆け寄る子。

 どれも続ければ、「地球制覇を」したと同じくらいすごいことです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 様々な記録を樹立し、ある意味「地球制覇」をしたイチロー選手は、こう言っています。



 夢をつかむというのは一気にはできません。

 小さなことを積み重ねることで、

 いつの日か、信じられないような力を

 出せるようになってきます。





 さて、4年2組の未来の地球の覇者たちは、

 何の世界で、地球を制覇するのでしょう。

 楽しみに待っています。
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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