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学校便り・学級便り「学校のチャイムはあなたにとって何?」




 附属札幌小学校 4年2組学級通信 56号を再編集し、再発行しています。

 みなさんの学級の子どもは、チャイムをどのようにとらえているのでしょうか?

 僕は、子どもに「チャイムは、学習のスタートの合図」と伝えています。

 子どもによっては、「休み時間の終わり」と捉えていることでしょう。

 少しの違いですが、「スタート」と思っている子と、

 「終わり」と捉えている子どもでは、学習への挑み方が違ってきます。


 そんな気持ちを込めて書きました。では、本文をどうぞ。








附属札幌小学校  4年2組学級通信 56号
学校のチャイムはあなたにとって何?




 どこの小学校でも、チャイムが鳴ります。

 「キミにとって、チャイムどれに当てはまる?」

 そう子どもに尋ねてみました。子どもがチャイムをどうとらえているか考えてほしかったからです。

 答えは、3択です。



 Aは、【ピンポーン♪玄関の呼び鈴】です。

 もしこの答を選んだなら、チャイムはその子にとって「人を動かすための合図」ということになります。

 Bは、【ポ・ポ・ポーン♪時報】です。

 もしこの答を選んだなら、その子は「時間を教える合図」ということになります。

 Cは、【ピーッ♪スタートの笛】です。

 この答えを選んだ子は、「出発の合図」ととらえていることになります。




 さて、子どもたちはどの答えを選んだでしょうか?

ウサ君の勘違い

 ウサ君は、取っ手の形を見て勝手に手前に開く「開き戸」と思ってしまいました。

 このような経験がある方は多いと思います。

 このように物には、作った方の「思い」とか「考え」が込められています。

 では、チャイムにはどんな思いや考えが込められているのでしょう。

◆ ◇ ◆

 ずいぶん昔、学校のチャイムは今のような音色ではありませんでした。

 ジリリリリリというベルであったり、場所によってはサイレンだったりしたそうです。

 それが、今の音色になった日本初の学校は、東京の「大森第四中学校」です。

 それまで使っていたベルが故障して、新しいものに変える際、校長先生から、

 「けたたましいベルは使わないように!」

 と指示されたのがきっかけだそうです。

 そして、採用されたのが「ウエストミンスターの鐘」のメロディーだったのです。



 今、学校で毎日聞いているチャイムのメロディーは、ビッグベンの音色だったのです。

 そして、その意図は「けたたましさで学習をスタートさせるべきではない!」という、優しい気持ちだったというわけです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 ビッグベンは、ロンドンの人々に、時刻を伝える鐘の音です。

 同様にチャイムの捉えは、学習のはじめの時刻を表す【時報】であってほしいし、できることなら学習【出発の合図】になるように努力してほしいと思っています。

 キーン コーン カーン コーン

 「よし、やるぞ!」

 そう捉えると、それまでにすべきことがガラッと変わります。
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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