FC2ブログ

記事一覧

お話の薬屋~本日は「最近さぼり気味の方」に処方します~


お話の薬屋8

 こんばんは、お話の薬屋です。
 あなたの心に効くお話を処方します。

 たいていの人はふとした時に、自分の人生の意味を考えてしまうものです。
 そして思いを巡らし、時には戸惑い、悩んでしまいます。

 一方…
 あなたの人生に力を与えてくれるメッセージは、お話となり世界中に存在しています。

 でも、それらのお話は、「真の力」を言葉という箱に閉じこめ、隠しています。

 もし、あなたが心の底から、お話を聞きたいという気持ちを抱き、自分の人生の意味を知りたいという気持ちが重なった時、箱の扉が開きます。

 そして、あなたは大いなる力をお話から受け取るでしょう。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 さて、お客さんがやってきましたよ。

 女性の方です。

 一見、なんの悩みもなさそうなのですが…

 どうしたのでしょう?



最近の私はちょっとだらしないです。
いろんなことをサボっちゃって…
こんな私に喝を入れてください。




 わかりました。
 あなたには、このお話を処方しましょう。



【 投資 】

石造りの家

 昔、あるところに心の優しい金持ちがいました。

 この金持ちのもとで、一人の貧しい大工が働いていました。

 妻と子どもたちと暮らす家はいかにもみすぼらしく、今にも倒れそうです。

 寒さにも、風にも耐えられなさそうな、あばら家でした。

 金持ちは、このことをとても気の毒に思い、何とかしてあげたいと思っていました。

◆ ◇ ◆

 ある日、金持ちは、とてもよいアイデアを思いつきました。

 そこで、金持ちは、貧しい大工を呼び、こう言いました。

「美しい家を建ててもらいたい。費用はいくらかかってもいい。最高の職人を雇い、最高の材料を使うように。」

 大工は、注文をもらって大喜びです。金持ちは、続けていいました。

「私はこれから旅に出る。留守の間に家を完成させるのだ」

 大工はすぐさま仕事に取り掛かりました。

 大工は、金持ちが旅に出ることを知り、この仕事で一儲けしようとたくらみました。

 金持ちに言われたことと、反対のことをしました。

 最高の職人を雇う代わりに、見習の若者を雇いました。

 最高の材料を使う代わりに、三流の材料を使いました。

 できるだけ費用と切り詰めて、差額で儲けようとしたのです。

◆ ◇ ◆

 金持ちが旅から戻ってきました。

 大工は、

「仰せのように、最高の職人を雇い、最高の材料を使って仕上げました」

 と金持ちに報告しました。

 金持ちは、それを聞き大変喜びました。そしてこう言いました。

「この家は、私から君への贈り物だ。ずっとこの家が、君の喜びであることを願っているよ」

 そして、大工に家の鍵を渡しました。


(イギリス伝承の話)






◆ ◇ ◆


 さぼるというのは、目の前の喜びと、遠くの喜びを天秤に乗せた時、

 目の前の喜びを選んでしまうことです。

 この話の大工は、三流の家に住みながら、どんなことを考えるのでしょう。

「きっと、一流の家に住めたかもしれないのに…」と悔やむことでしょうね。

 今の苦労は、自分への大きな投資です。

 苦労という煉瓦をひとつひとつ積み上げていくようなものです。

職人

 いつか、その投資がいっぱいになった時、

 あなたの手には、成功という家に入る鍵が渡されるのだと思います。


 【 投資 】の話は、そんなメッセージをあなたに伝えています。

 このお話の薬が、あなたの心に効くことを願っています。お大事に…

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 今日のお話が、あなたの旅路を慰め、力づけてくれますように。

 あなたの人生にFanタイムを!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数