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話の薬屋~本日は「やりたいことが山ほどあって何をするか迷っている方」に処方します~

お話の薬屋1

 こんばんは、お話の薬屋です。
 あなたの心に効くお話を処方します。

 たいていの人はふとした時に、自分の人生の意味を考えてしまうものです。
 そして思いを巡らし、時には戸惑い、悩んでしまいます。

 一方…
 あなたの人生に力を与えてくれるメッセージは、お話となり世界中に存在しています。

 でも、それらのお話は、「真の力」を言葉という箱に閉じこめ、隠しています。

 もし、あなたが心の底から、お話を聞きたいという気持ちを抱き、自分の人生の意味を知りたいという気持ちが重なった時、箱の扉が開きます。

 そして、あなたは大いなる力をお話から受け取るでしょう。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 さて、お客さんがやってきましたよ。

 元気いっぱいの若者です。

 高校生でしょうか、それとも大学生でしょうか。

 なんだか生きる力に溢れています。



やりたいことがいっぱいあります。
医者になってたくさんの人を助けてみてもいい。
いまやっているサッカーでプロになるのもいい。
そんな僕が、今年の夏にすべきことはなんでしょう?




 わかりました。
 あなたには、このお話を処方しましょう。



【 ミルク売りの女 】

壺を頭に乗せた女

 頭に壺を乗せた女が歩いていた。

 壺の中には、町で売るミルクが入っている。

 大またで、軽やかに歩く女は、頭の中では既に、ミルクの売り上げを計算していた。

 売り上げの計算が終わると、その金の使い方を考え始めた。

「卵を100買おう、そのうちの3個はヒナをかえそう。やさしいことだわ」

女は、つぶやきました。

「家の周りでヒナを大きくして、次はそのヒナを売って豚を買おう」

豚が大きくなれば、きっといい値段で売りさばけると考えたのです。

「もし、いい値段で売ることができたら、子牛を買うことができるかもしれない」

子牛

 子牛が跳びはねる姿を思い浮かべた女は、思わず自分も跳びはねた。

 そのとたん、壺は地面に落ちて割れた。

 子牛、豚、ヒナ、卵とはここでおさらばだ。

 女は、散らばったミルクをうらめしげに見つめていた。

(ラ・フォンテーヌの寓話から)






◆ ◇ ◆


 あなたにとってのミルクは何でしょう。

 それを「必ず売りさばくまで」を成し遂げる夏になるといいですね。

 ミルク売りの女に限らず、

 賢い人も、愚かな人も、みんな夢を追います。

 その時、人は魂を一瞬奪われます。

 魂を取り戻したければ、我に返ってミルクを売ってください。

 勉強でも、スポーツでも何でもいいのです。

 世の中に一度問いかけ、ぶつかってみるのです。

 そして、もしミルクが売れたなら、また違う夢を見て下さい。

 そんな夏になるといいですね。

 あなたのミルクが売れる前に、壺が割れないよう願っています。


 【 ミルク売りの女 】の話は、そんなメッセージをあなたに伝えています。

 このお話の薬が、あなたの心に効くことを願っています。お大事に…

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 今日のお話が、あなたの旅路を慰め、力づけてくれますように。

 あなたの人生にFanタイムを!
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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