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お話の薬屋~本日は「どの本を信じたらいいかわからない方」に処方します~

お話の薬屋13

 こんばんは、お話の薬屋です。
 あなたの心に効くお話を処方します。

 たいていの人はふとした時に、自分の人生の意味を考えてしまうものです。
 そして思いを巡らし、時には戸惑い、悩んでしまいます。

 一方…
 あなたの人生に力を与えてくれるメッセージは、お話となり世界中に存在しています。

 でも、それらのお話は、「真の力」を言葉という箱に閉じこめ、隠しています。

 もし、あなたが心の底から、お話を聞きたいという気持ちを抱き、自分の人生の意味を知りたいという気持ちが重なった時、箱の扉が開きます。

 そして、あなたは大いなる力をお話から受け取るでしょう。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 さて、お客さんがやってきましたよ。

 今日は、お母さんのお客様です。

 おや、元気な男の子もいっしょです。

 ちょっと困った顔をしていますね。

 話を聞いてみましょう。




育児書を買いたいのですが、迷っています。
それに、書いていることがバラバラなんです。
どの本を信じたらいいのでしょう。




 わかりました。

 あなた方にぴったりのお話があります。



【 医者 】

診察


悲観的な医者が患者を見に行くと、

同僚の楽天的な医者も診察に来ていた。

悲観的な医者は「もうすぐ患者は、祖先に会いに行くことになるだろう」と主張していたが、

楽天的な医者は、決して望みを捨てなかった。

2人の主張は大いに異なり、治療方法も大いに異なったが、

悲観的な医者の考えが採用された。

しばらくして、患者は天寿をまっとうしたが、2人の医者はなお治療方法について争っていた。

悲観的な医者は言った、

「患者は亡くなった。私の予想とぴったり合っていた」

楽天的な医者は言った。

「私にまかせていたら、全快していたさ」

≪ ラ・フォンテーヌの寓話 から ≫


◆ ◇ ◆


 育児にしろ、仕事にしろ、悩みを胸に抱いている方は少なくないと思います。

 また、その数だけ「〇〇する方法」「〇〇の秘訣」的なhow-to本が存在します。

 そして、その内容や主張が同じだったらよいのですが、結構違うので迷ってしまいますよね。

 その気持ち、とってもよく分かります。


 では、どうしてこういうことになってしまうかというと…

 本日のお話のように、事実は1つであっても、

 その解釈は人の数存在するからです。

 ですから、1つの本に答えを求めるのではなく、

 どっちか迷ったら、どっちも読んでみたり、試してみたりという方がより答えに近付くと思います。


 それから…

 そもそも「どれがいいかしら」って悩んでいる状態はとてもいいことです。

 なぜなら、その時間は、お子さんのことをよく見つめ、課題についてじっくりと考える時間となっているからです。

 本選びに悩む時間は、お子さんのことについて考え与えてくれると共に、

 その中で自分の大切にしたいことやどうしても許せないとことに優先順位がついてきます。

 つまり自分ルールがすっきりするわけです。

 本選びの時間をそう捉えると、なんだかその時間自体が価値ある物に変わります。
 

 こんなお話もあります。




 あるとき、一人の弟子が師に尋ねました。

「あなたは数々の話を聞かせてくださいます。でも、決してその意味を明かそうとはなさいません」

 師は言いました。

「もし、だれかが前もって噛み砕いておいた果物をあなたにくれたとしたら、あなたはそれを好きになれますか?」




 あなたの代わりに、あなたの答えを見つけられる人はいないというわけです。

 本選びに悩む時間を大切にして下さい。


 【 医者 】の話は、そんなメッセージをあなたに伝えています。

  このお話の薬が、あなたの心に効くことを願っています。

  お大事に…

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 今日のお話が、あなたの旅路を慰め、力づけてくれますように。

 あなたの人生にFanタイムを!
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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