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学校便り・学級便り「知ると 学びが進化する」



 附属札幌小学校 6年1組学級通信 70号を再編集し、再発行しています。

 大人になって思うのは、

「ああ、もっと勉強しときゃよかった」ってことです。

 一方、学生の時は、「早く終われ―っ」って授業中よく思っていました。

 この違いは目的の「ある」「なし」だけです。

 目的があれば、勉強は「手段であり」「仲間」「道具」になります。


 子どもは学ぶ目的を持ちづらいものです。

 だから、学びが強いるものになってしまいます。勉強っていう位ですからね…

 でも、6年生くらいになると「やりたいこと」「なりたい自分」がだんだんと見えてきます。

 それが学びを進化させるチャンスだったりします。


 では、本文をどうぞ。








附属札幌小学校 6年1組学級通信 70号
知ると 学びが進化する



今日の学習では、次のような資料を提示しました。



100人のうち、75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐ所があります。

でも、あとの25人はそうではありません。

17人は、きれいで安全な水が飲めません。

【世界がもし100人の村だったら】



「キミはこの事実に対して何をするのか?」

先生の問いに対して、シンと静まり返った空気が教室を満たしました。

キミたち睨むような真剣な眼差しが、先生はうれしかったです。

憤りを感じているような、

大きな敵に向かっていくような強い表情

知る…すると、そこから 学びが 進化する。

今のキミ達はとても無力です。

でも、ここからの学びが、キミ達を変えていく。

すべての始まりは、不公正さを拒み、公正さに一歩でも近づこうとする意志を持つことだから…


◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆  

「君はこの事実に対して何をするのか?」

その一つは、国語や外国語の時間に言葉を学ぶことだ。

言葉を勉強すると


日本の言葉を知り、世界の言葉を知れば、困っている人の声が聞こえてくる。

そしてキミがその人たちを励ますことができるようになる。

◆ ◇ ◆ ◇

「君はこの事実に対して何をするのか?」

その一つは、算数の時間に計算を学ぶことだ。

算数を勉強すると

様々な計算の方法を知ると、世の中にある無駄が見えてくる。

そして大切なことに、効率よくお金を使う方法がわかる。

◆ ◇ ◆ ◇

「君はこの事実に対して何をするのか?」

その一つは、社会科の時間に世の中を学ぶことだ。

社会を勉強すると

災害の被害を知り、過去の悲劇を知り、世界の苦しさを知れば、

いかに自分が無力かを思い知ることになる。

そして、自分が何をすべきかが分かる。

◇ ◆  ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


国語、算数、社会、そしてその他の学びは、いままでずっとしてきたことだけど、

これまでと、これからは少し違います。

キミ達が知り、成し遂げたい目的をもったとき、

学習は、キミ達にとって、頼れる武器であり、目的を達成するための大事なパートナーに進化します。

今日は、キミ達の学びが、一歩先に進んだことを実感しました。

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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