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叱り方研究所~子育てのグッドサイクルを生み出すダメ出し~ケース6「効果のあるご褒美の与え方」

お小遣い


「効果のあるご褒美のあげ方」


あなたのお子さんは、テストに向けて日々奮闘中ですが…


苦手な数学に関しては、どうも勉強時間が足りないようです。次のどちらのご褒美の与えの方が、数学の勉強時間を増やすことにつながりやすいでしょう。



①「テストまで毎日問題に取り組んだら、1,000円あげる」


②「テストで80点以上取ったら、2,000円あげる」




ご褒美作戦は、子どものやる気を失わせることにつながる!とはいえ…


「明日のテストで80点取れたら、ゲームを買ってあげる」<といったご褒美を使った作戦は、効き目に即効性があるだけに、使いたくなります。しかしながら、ご褒美をあげると、それをもらうこと自体が行動の目的になってしまうの、「テストでよい点を取る」とか「お手伝いをする」というような本来の目的に対するやる気が失われてしまうそうです。つまり、外からの力で動くようになると、中からのやる気はしぼんでしまうというわけです。


 だから、「褒める」ということをベースに、言葉のご褒美をたくさん子どもに与えたいものです。


とはいえ…


 普段は非常にがんばっているお子さんが、苦手なものを前に躊躇していたり、なんらかの原因で元気を失っていたりした時に、「禁断のご褒美を使ってでも」励ましてあげたくなるのも親心ってものでしょう。



 時にはいいじゃないですか、


 大切なのはメリハリです。できるかぎり励ましの言葉で応えていき、どうしても動いてくれないときや、やる気が非常に低い課題に対してのみご褒美を用いるのであれば、よいのではないでしょうか。



 それならば、上手にご褒美をあげましょう。



 さっそく、上の問題について解説します。



 あなたは、どっちを選びましたか?


◆ ◇ ◆


得をする時には堅実になる

 

 子どもに限らず、人は「得をする時は堅実」になり「損をする時は少しでも損をしない方法を選ぶ」傾向があるそうです。



ですから、問題の答えは①です。


 ただし、この作戦は、お子さんの懐が十分に潤っている時は、反対の傾向を示します。お年玉をもらった直後のように、もうお小遣いが十分にある時は状態の場合は、いっぱいもらえる方に乗ってくるということです。つまり、賭けに出るというわけです。その時には、②のパターンがよいでしょう。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 ダメ出し研究所~どうせなら上手く叱ろう~


 今回は、叱り方ではなく、「ご褒美」を取り上げてみました。


 この記事をきっかけに、お子さんが今以上に成長するのはもちろん、子育てに奮闘しているみなさんのイライラが解消され、子育てのグッドサイクルが回り始めますように!



あなたの子育てにFunタイムを!


参考文献
「自分では気づかないココロの盲点」池谷裕二
「むずかしい子を育てるコモンセンス・ペアレンティング・トレーニングマニュアル」野口啓示



 
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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