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お話の薬屋~本日は「毎日イライラしている方」に処方します

薬屋1

 こんばんは、お話の薬屋です。あなたの心に効くお話を処方します。


 たいていの人はふとした時に、自分の人生の意味を考えてしまうものです。そして思いを巡らし、時には戸惑い、悩んでしまいます。


  一方…あなたの人生に力を与えてくれるメッセージは、お話となり世界中に存在しています。


 でも、それらのお話は、「真の力」を言葉という箱に閉じこめ、隠しているのです。


 あなたがもし人生の意味を知りたいと願い、話の偉大な力を得たいと思うのなら、心の底からお話を聞きたいという気持ちを抱いてください。二つの心が重なった時、箱の扉が開くことでしょう。


 そして、あなたは大いなる力をお話から受け取るのです。


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 さて、今日もお客さんがいらっしゃいましたよ。


 お子さん二人を連れた女性の方ですね。


 きっとお母さんなのでしょう。ずいぶんとお疲れのようですね。




毎日毎日イライラしてばかりいます。
心を落ちつけたいのですが、いろいろトラブルが起きるんです。
その度に怒ってばかりです。



 
 わかりました。あなたにはこんなお話を贈りましょう。


【 弓の名人と油売り 】


弓の名人

 昔、ひとりの弓の名人がいました。


 彼は村々を回り、弓の腕前を見せていました。矢を取り、弓を引き、的の真ん中に命中させ、次の矢で前の矢を裂いてしまうほどでした。


 みんな、彼を弓の名人とほめたたえ、彼も「俺が一番だ」と得意になっていました。



 ある村で、彼がいつもどおり弓の技を見せていると、後ろの方で声がします。


「練習すれば、誰でもうまくなるさ」


 それを聞いて、弓の名人は腹が立ちました。ものすごい練習を重ねて、やっとうまくなったのに、弓を射るたび、「練習しただけだ」と言うのですから。


 名人は技を見せたあと、後ろの声の主の所に行きました。そこにいたのは油売りの男でした。竹ざおと2つの大きな瓶と、そして、たくさんのビンを持っていました。


 弓の名人は、こう言いました。


「いったいどういうことだ。俺が弓を射るたび、『練習しただけさ』と言うなんて。俺の技の凄さがわからないのか?」」


油売り2

 それを聞いた油売りは「じゃあ見せよう」といって、ビンを1つ取り上げました。そして、穴の開いた硬貨を瓶の口に置き、大きな瓶を持ち上げ、油を注ぎ始めたのです。


 すると、油は効果の真ん中を通り、一滴もこぼれず、ビンに投げれ込みました。


 油売りは、弓の名人の方に向き直り、

「さあ、今度はあんたがやってごらん」と言いました。


 これを見て、名人は自分にはとてもできそうにないと思いました。


「そういうことさ。つまりは練習の問題だ。あんたは毎日弓を射て、私は毎日油を注いでいる。だからあんたは弓がうまくなり、私は油を注ぐのがうまくなったのさ」


 それを聞いて、名人も納得したのでした。


≪ プレム・ラワット 穴のあいた桶 から ≫


 
◆ ◇ ◆


  あなたが上手になりたいことは何でしょう?


 油売りの言うことになぞらえて考えると、あなたが思う上手になりたいものには、何にでもなれるはずです。


 笑顔が素敵な人に、


 字が美しい人に、


 誰にでも優しい人に、


 そして、いつでもイラついている人にも…



 毎日、不平不満を行っていれば、不平を言うのが上手な人になります。


 悪口をいつも言っていれば、悪口が上手な人になります。


 難しいことはありません、いつもああなたがしていることは、全てあなたの「上手なこと」になりますよ。



【 弓の名人と油売り 】の話は、そんなメッセージをあなたに伝えています。このお話の薬が、あなたの心に効くことを願っています。


 お大事に…


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 今日のお話が、あなたの旅路を慰め、力づけてくれますように。あなたの人生にFanタイムを!


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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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