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水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方36~

ポーカー

AI、ポーカーでプロ4人に圧勝 2億円超のチップ獲得


 2017/1/31の朝日新聞デジタルによりますと、ピッツバーグのカジノで、プロ4人とAIが「テキサスホールデム」と呼ばれるポーカーを行い、プロに圧勝したとのことです。


 ところで、今回のAIの勝利、どうしてこんなに大きく取り上げられているかといいますと…


 AIが推測して、先を読む力を身に付けたからです。


 ポーカーは、将棋や囲碁のように、情報が全て完全には見えないゲームです。相手の伏せられたカードが何かを推測しなくてはなりません。ですから、相手の持ち札がわからない分、先を読むのが難しく、より複雑な判断が必要とされるのです。


 いうなれば、先の見えない未来を読む力を獲得した歴史的な勝利だったというわけです。また人間とAIの差が、一歩縮まったという感じです。


 さて紹介が遅れましたが、このAIの名前は、カーネギーメロン大が開発した「リブラトゥス」。


 リブラトゥスはこの勝負で、4人のプロ全員に勝ち越し、総額2億円分以上のチップを獲得したそうです。今回のこのチップ、仮想で実際に現金に換えられるわけではないそうですが、「AIと組めば億万長者になれるかも」って思ったのは僕だけではないと思います。


 ちなみに、WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)くらいの世界的な賞金トーナメントになると、優勝者には7億円以上の賞金が支払われるそうです。しかも、大会の様子はスポーツ専門チャンネルであるESPNを通して全米にテレビ中継されるのだそうです。


 数年後には、AIが億万長者で、しかもテレビの人気者になっているかも!


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


AIと補い合うことで、人間は人間の限界を超えていく

 
 「AI・人工知能」が僕たちの生活に深く入り込んでくる未来をみなさんはどう生きますか?


 AI・人工知能が実用の域に入ってきたことを実感している方は多いと思います。


 未来、いやすでに今から、人間とAIの共生がはじまっているのです。


 人間は、人間の知能で得意なことをする。そしてAIは人工の知能で得意なことを伸ばしていく。そして両者が互いに補い合うことで、人間は今常識とされる限界を超えることができるのです。


 では、人間ならではの得意なこととは何か?


 東京大学の中島秀之教授は、「知能」を



情報が不足した状況で適切に処理する能力

と定義しています。


 もし、情報が揃っていれば正解の思考や行動のパターンが定義できる…これはAIの得意な分野です。


 一方、情報が揃っていない時…それがあなた、つまり人間の知能が最も活躍する瞬間です。


 
 さあ、今日もクイズを解きながらアイデアを創出し、あなたの知能を高めていきましょう。AIには負けていられませんよ!


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「 惨酷な王様 」



王冠

 ある王様は、惨酷な王様として有名だった。

 その王に職人は命じられ、あるものを作ることになった。

 職人は王様を恐れ、最高品質のあるものを作った。

 王様は、その出来栄えに大変満足したが、その職人を惨酷にも処刑してしまった。

 その職人は、何を作る職人だったのだろう?




 
◇ ◆


 どうですか?わかりましたか。答えがわかった人は、下に答えがありますから下までスクロールして正解だったかどうかを確かめてみてください。

 

 わからない人は、次のヒントを読んでみてください。


 

 「 惨酷な王様 」のヒント


 
  Q.王様は、実は出来栄えを気にらなかった?
  A.いいえ、大満足でした。だからこそ処刑したのです。


 
◆ ◇ ◆ 


 
  Q.王様は、自分の都合で職人を処刑したのか?
  A.はい。まったく自己中心的な都合です。


 

 
  Q.王様は、職人が生きていると困るのか?
  A.はい。職人が生きていると、王様の大切なものが失われると思ったのです。


 

◆ ◇ ◆ 

 


アイデアは組み合わせと、関連性


 みなさん…


 いい出来栄え→満足→ご褒美という組み合わせで考えていると、上のクイズは先に進みません。もっと違った組み合わせや、関連性を探ってください。


アイデアは、一つの新しい組み合わせであるという原理と、新しい組み合わせを作り出す才能は、事物の関連性を見つけ出す才能によって高められる。


というのは、ジェームズ・W・ヤングの言葉。アイデアのつくり方から引きました。


 新しい組み合わせにアイデアの源泉があるということを多くの方は気付いていることと思います。しかし同時に多くの場合、関連性が表面的でなく、ほとんど目立たない場合に新しい組み合わせを見逃しているということです。分かりづらい関連性には「関連性が無い」と決めつけてしまうのです。


 しかし、十分深く、あるいは時間をかけて掘り下げていくとしっかりとした関連性が見つかるかもしれないということです。


サランラップ

 旭化成のHPから、サランラップとⓇの歴史を紹介します。


 20世紀初頭世界初の合成樹脂ベークライトが誕生しますが、最初は戦争に活用されていたのです。例えば、蚊から身を守るための蚊帳、ジャングルを行進する兵士を水虫から守る靴の中敷き、銃や弾丸を湿気から守るための包装フィルムなどが、主な用途だったそうです。


 そこに新たな関連性を見出したのが、ある日、フィルム製造メーカー社員の二人の妻。ピクニックに出かける際、たまたま夫が会社で作っていたフィルムにレタスを包んで持っていきました。すると「このラップとてもきれい。どこで手に入れたの?」「私も欲しい。どこで売っているの?」と大変な評判になってしまいました。


 戦争から、レタスへと大きく飛躍して関連性を見つけたよい例です。


 ちなみに二人の妻の名前は、サラとアン。この逸話にちなんで旭化成では、商品名を「サランラップ」と決定されたそうですよ。


 


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 


 アイデアは、一つの新しい組み合わせと、事柄の関連性を見つけ出す力で生み出されます。


 いい出来栄え→満足→ご褒美という枠を離れ、いい出来栄え→満足だからこそ、「生きていては困る」という関連性を見付けてみてください。


 あなたの思考活動に、Funタイムを!


↓ ↓ ↓ 答え ↓ ↓ ↓










 
↓ ↓ ↓ 答え ↓ ↓ ↓


 

 「 惨酷な王様 」の答え


 職人は、金庫を作る職人でした。


 誰も開けることの出来ない金庫を作るよう命じられた職人は、王様のためにそれを成し遂げました。ということは、職人がいなくなればその金庫を開けられるのは、王様だけになりますよね。だから職人は処刑されたというわけです。


 もちろん、金庫でなく、鍵でも、暗号…でもOKですよ。

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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