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お話の薬屋~本日は「不甲斐ない気持ちでいっぱいの方」に処方します

お話の薬屋1

 こんばんは、お話の薬屋です。あなたの心に効くお話を処方します。


 人はふとした時に、自身の人生の意味を考え深く考えることがあります。そして思いを巡らし、時には戸惑い、悩んでしまいます。


 そんな時に力を与えてくれるメッセージは、お話に姿を変え世界中に存在しています。


 しかしながら、それらのお話は、「真の力」を言葉という固い箱に閉じこめ、そのパワーを隠しています。


 あなたがもし人生の意味を知りたいと願い、話の偉大な力を得たいと思うのなら、心の底から「聞きたい!」という気持ちを抱いてください。そうすれば、固い箱の扉が開くことでしょう。


 そして、あなたは大いなる力をお話から受け取るのです。


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 さあ、今日のお客さんが現れましたよ。


 瞳に輝きのある素敵な方ですね。


 でも、少し迷いがあるのでしょうか。では、話を聞いてみましょう。




うまくいかないことが多い毎日です。
悔しくて、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
今自分にできることは何でしょうか。



 
 わかりました。あなたにはこんなお話を贈りましょう。


【 先に進む 】


登山

 あるところに、年老いた木こりがいた。毎日森に行って、まきを集め、それを市場で売って生活していた。彼は貧しかった。身体も弱くなり、それほど多くのまきを運ぶこともできなかった。


 森には一人の修行僧がいつも同じ樹の下に座って瞑想していた。ある日、修行僧が木こりに言った。


「老人よ、いつも同じところにいないで、少し先に進みなさい」


 老人は言われるがままに2キロほど先に行ってみると、彼はそこで白檀の木を見つけた。それはほぼ1週間分の稼ぎをもたらした。かれは少し休養することができた。


 それから、木こりの森に行く回数は少なくなった。白檀の木は貴重品で、高価で売れたからだ。森に行くたびに木こりは修行僧に捧げものを持って行った。


 修行僧はいつも静かに瞑想していた。


 そしてある時、木こりに言った。


「老人よ、白檀の木に満足しないで、もっと先まで進みなさい」


 その日、木こりはいつもより森の奥まで進んでいった。そして銅の鉱脈を発見した。それはゆうに1ヵ月分の稼ぎに匹敵した。彼はうれしくてたまらなかった。


 しばらくたって木こりが森に行くと、修行僧が言った。


「老人よ、わたしはこの森を出て、巡礼の旅に行く。いいかね、覚えておきなさい。常に先に進むのだよ」


 木こりはその日、いつもより先まで進んでみた。そこには銀の鉱脈があった。帰り道、修行僧の樹の側を通ったが、彼はもういなかった。


 木こりは銀を市場で売った。木こりは大金持ちになった。


 今や彼は1年に数回森に行くだけになった。しかし、あれ以来修行僧の姿を見ることはなかった。

 ある時、老人は森を歩きながらこう思った。


「森の聖者は、常に先に進みなさいと言った。私は銀の鉱脈に満足してここに留まるべきではない。先に進もう」


 そして彼はさらに先に進み、ある日金の鉱脈を見つけた。


 

≪ 「叡智の泉」から ≫


 
◆ ◇ ◆


 うまくいかない時、苦しい時は、あなたが前に進む時です。


 熟したリンゴがそよ風に実を落とすように、その時があなたに訪れたということです。


 今の状態に留まり、しょうがないと自分の心に蓋をすることもできるでしょう。


 しかしあなたに少しでも知性があるのならば、それに耐えうることは不可能です。いつかそれは飽和点を迎えることでしょう。


 老人にとって修行僧が森の聖者だったように、今のふがいない気持ちがあなたにとっての救いの手であり、重要なメッセージなのです。


 それは希望と夢に満ちている時には決して与えられない合図でもあるのです。


 何をするか、どこに向かうか、どっちに行くかが問題ではありません。今は前に進むことが肝心です。

 山があり、山に登らなくてはならないのなら、一歩一歩足を前に出すことが真理であるのと同じです。


 北からでも、南からでも、登山道を登るのも、けもの道を登るのも、朝登るのも、昼に登るのもたどり着く場所は山の頂です。そこに優劣はありません。あるのはそれぞれがもつ味わいです。


 ですから今は、ただほんの少しだけ、あなたが思う「前に進む」ことに挑戦をしてみて下さい。


 【 先に進む 】の話は、そんなメッセージをあなたに伝えています。このお話の薬が、あなたの心に効くことを願っています。


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 今日のお話が、あなたの旅路を慰め、力づけてくれますように。あなたの人生にFanタイムを!

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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