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水平思考でアイデア創出~AI・人工知能に負けない考え方39~

ジャイアン新曲

 6/10に5年ぶりにジャイアンが新曲を出しました。その曲名は「ありがとう、オーレ!」です。歌詞の意一部を紹介すると…


「WOWWOW、ありがとう、オレ!!」

「Ole(オレ)!」


「生まれてありがとう」

「お前のモノはオレのモノ、オレのモノもオレのモノ」

「心の友よ!」

なんてことになっています。


 この曲ができたのは、第857話「スランプ!ジャイアン愛の新曲」の中でのことです。この話では、曲作りにスランプに陥ったジャイアンにドラえもんが「ヒットソングコング」という秘密道具を提供します。


ヒットソングコング
 この道具ですが、好みやキーワードを伝えると、最適な曲を提供してくれるのはもちろん、ヒットするための衣装のコーディネートや、歌い方のレッスンまでしてくれるという道具です。


 でも冷静に考えてみると、この道具「ヒットソングコング」は、未来の秘密道具ではもはやないですよね。


 テーマを与えれば作曲をするAIは既にありますし、ある程度の設定を与えれば作文をするAIもあります。

歌い方レッスンアプリ

 さらに、服のコーディネートをしてくれるAIもありますし、歌い方のレッスンをしてくれるアプリもありますから…


 このようなコンシェルジュ的、様々な相談や要望に応える「よろず承り係」AIは、今後どんどん増えそうですね。「ヒットソングコング」の場合、音楽専用の個人向けアシスタントAIですが、「ダイエット専用」「恋愛専用」「就職専用」…と様々な個人向けアシスタントAIが開発されたりして。


 今や、当たり前となった「道順ナビゲーションシステム」ですが、これからは人生のナビゲーションも機械に頼る時代になるかも…


 ちなみみにジャイアンの新曲ですが、「ヒットソングコング」に頼って作曲したものではありません。なぜなら、ジャイアンの強烈な歌声を聴き続けたので、「ヒットソングコング」は早々に壊れてしまったものですから。


 これからの時代、ジャイアンのような「俺様的」生き方って大切になってきそうですね。いくらAIが示してくれる判断や道筋が正確で最適だとしても、それを選ぶのはあくまでも「俺」なのですから…


 というわけでクイズを出したいと思います。答えを考えながら、AIに負けないように頭を鍛えていきましょう。


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「 悪質ドライバー 」



交通事故


 運転の仕方が悪質で有名な男がいた。制限速度は守らないし、赤信号は突っ切る。一方通行の道もお構いなしに逆走するという風に、やりたい放題だった。だから、警察もこの男に目を光らせていた。しかしこの男、無事故なのはもちろん、警察の世話になる事は1度もなかったので、この20年間免許には全く傷がつかなかった。いったいどうしてだろう。





 
◇ ◆


 どうですか?わかりましたか。答えがわかった人は、下に答えがありますから下までスクロールして正解だったかどうかを確かめてみてください。

 

 わからない人は、次のヒントを読んでみてください。


 

 「 悪質ドライバー 」のヒント


 
  Q.この男は特別な立場なのですか?
  A.いいえ、普通の男です。


 
◆ ◇ ◆ 


 
  Q.この男は20年間、一度も違反をしなかったのですか?
  A.はい、一度もしていません。

 


◆ ◇ ◆

 


渋滞にしない道を選ぶのがロジカル 渋滞にはまらない方法を考えるのがラテラル


 上の問題に手も足も出なくなったみなさん…


 こんな時こそ、水平的に物事を考えてみましょう。


 水平的思考(ラテラルシンキング)を提唱したのは、イギリスのエドワード・デボノ博士です。

 簡単にいうと、論理的(ロジカル)に考えを進めていっても、それ以上進まなくなった時に、違う側面から物事を考えてみるやり方です。


 例えば、映画を見に行こうと思って家を出て車を走らせていたらすごい渋滞にはまったとします。この時、ナビを駆使したり、抜け道を思い出したりするのがロジカルなやり方です。

 一方、映画館に行くのを止めて家に帰りネットで見ることにしたり、車をもよりの駐車場に入れて地下鉄で映画館に行ったりするのがラテラルなやり方です。


 これは、どっちがいいということではありません。ラテラルと、ロジカルは互いに補完し合う関係にあります。ロジカルが縦方向の思考なら、ラテラルは横方向の思考…この二つを組み合わせると思考が立体的になるのです。



「それって本当?」と疑うことが一つの方法


 ステップを確実に踏みながらロジカルに考える方法に詰まった時、複数のアイデアの中からベストなものを選ぶラテラルなやり方がおススメです。その上で有効なのが「疑う」ってことです。


 やりかたは、簡単です。何でもかんでも「そもそも、それって本当?」と問いかけてみるのです。


 「それって本当?」と尋ねることで捉え方は多面的になり、本質が見えてきます。そして、最も妥当だと思われる解決策を選択するのです。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 あなたは悪質なドライバーの男をどんな風にイメージしていますか?そのイメージに「それって本当?」と問いかけて見ましょう。そうすれば、20年間一度も無事故無違反になる方法がみえてくるはず。


 あなたの思考活動に、Funタイムを!


↓ ↓ ↓ 答え ↓ ↓ ↓










 
↓ ↓ ↓ 答え ↓ ↓ ↓


 

 「 悪質ドライバー 」の答え


 この男は20年間一度も車を運転しなかったのです。


 一度も事故に合わない方法、一度も違反をしない方法は、安全運転ではありません。最高の方法は、そもそも運転しないことです。


 この男が「車を運転する」ってことを疑うことができましたか?

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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