FC2ブログ

記事一覧

運動神経がよくなる10の方法「ボールを使った遊び⑲」チームで風船ドッカンゲーム

 お子さんが豊かなスポーツライフを営んでいくために「かしこい体」を手に入れる方法をお伝えしています「運動神経がよくなる10の方法」です。


 そのボールを使った遊び編も終盤19回目ということで、前回から「ボール遊びのバリエーションを増やすコツ」をお伝えしています。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 さて、小学生時代に目指すべき「かしこい体」とは…
 あらゆる場面に対応できる「巧みな動きで満たされている体」のことで…
 かしこい体の子は、いつでも、どこでも体がパッと動いちゃう体のことでしたね。


 また、「かしこい体」を持つ子は、見た動きをすぐに真似できます。
 だから、友達の上手な動きをどんどん吸収していくことができるのです。

 

 さて、今回も楽しいボール遊びで「かしこい体」を鍛えていきましょう。



【 チームで風船ドッカンゲーム 】




風船をはじいている様子

 何人かのチームを編成します。先生のスタートの合図で、いくつかの風船を床に落とさないようにチームで協力しながら弾ませます。一定時間内に、ボールを落とした回数が少ないチームが勝ちです。【基本のゲーム】

 慣れてきたら、各自がボールをもち、ドリブルをしながら基本のゲームを行います。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 みなさんに今回お伝えしているのは、「ボール遊びのバリエーションを増やすコツ」です。
 風船ドッカンゲームは、本来「ボールに最短でたどり着く動き」や「アプローチの決定」というモジュールスキルを学ぶための遊びです。






 ここに今回は、複数の動作を同時に行うという「プレッシャー」を盛り込みました。




 

 ゲーム①【基本のゲーム】…チームで協力して風船を落とさないようにはじく。


 

 ゲーム②…各自がドリブルをしながら基本のゲームをやってみる。


 

 ゲーム③…コーンで動く範囲を限定したり、障害物を置いたりしてみる。




 このようにボール使った遊びの優れた所は、モジュールスキルにプレッシャーを加える事で、その分だけバリエーションが増えるのです。


ボール遊びのバリエーション=スキル+プレッシャー


 というわけです。


 


バリエーションを増やせば「身体の協調性」が高まります


 ボールを使った遊びは、必ず「○○をしながら、△△をする」という動きになります。例えばドリブルというスキルは、ボールを弾ませるという純粋な動きだけがゲームで現れることはありません。ゲームの中では「走りながらドリブルをする」とか、「ドリブルをしながら相手をかわす」というように、かならず複数の動作を同時進行でこなさなければなりません。


 今回紹介したゲームでは、風船を「はじく」という動きに様々なプレッシャーを加えていきます。




ゲーム①…風船をはじく+仲間の位置の認識


ゲーム②…風船をはじく+仲間の位置の認識+ドリブルをする


ゲーム③…風船をはじく+仲間の位置の認識+ドリブルをする+自分の位置の認識




 ゲームが変わるごとに、子どもたちの身体は感覚情報に対応することを迫られます。また、同時に行う運動を行わなければならなくなっていきます。その結果、身体は豊かな刺激を受け、全身的な運動協調性を伸ばすことができるのです。


 このことは、単に「色々な事を同時にできるようになる」ということを超えて、子どもたちを更なる広い世界へと誘います。


 動きが同時に進行するということは、「Aの動き」と「Bの動き」が結合するという単純なものではありません。Bが加わることで、Aの動きは一度「作り直される」ことになるからです。ですから、同時に動きを進行することができるようになるということは、動きを「崩し」その後に「再構築」するという実に創造的な営みなのです。この動きを崩すことができる「柔軟性」と再構築する「創造性」もゲームのバリエーションを豊かにすることで生まれるよさといえるでしょう。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 是非、今回紹介した「ボール遊びのバリエーションを増やすコツ」試してみてくださいね。次回は、ボール運動編の最終回です。


 あなたのお子さんの「かしこい体」にFunタイムを!


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数