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運動神経がよくなる10の方法「ボールを使った遊び⑳」ドリブルであっちこっちタッチ

 お子さんが豊かなスポーツライフを営んでいくために「かしこい体」を手に入れる方法をお伝えしています「運動神経がよくなる10の方法」です。


 今回は、ボールを使った遊び編の最終回です。前回に引き続き、「ボール遊びのバリエーションを増やすコツ」をお伝えしていきます。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


さて、前回までお伝えしてきたのは、ボール遊びをちょっと工夫するだけで、バリエーションが増え、子どもの身体協調性を高めることができるということでした。
そのちょっとした工夫とは、モジュールスキルを含んだ基本のゲームに、プレッシャーを加える事です。

ボール遊びのバリエーション=スキル+プレッシャー ということです。

さて、今回もボール遊びのバリエーションを増やす方法をお伝えしていきますから、いっぱい体を動かして「かしこい体」を鍛えていきましょう。



ドリブルdeあっちこっちタッチ 基本の遊び方




あっちこっちタッチ4 

 スタートの合図で、全員がコートの中を自由にドリブルします。この時、コートから出たり、仲間のボールに当たったりしないようにします。
 先生は笛の合図と共に体の場所を言います。


あっちこっちタッチ3

 それに合わせて、その場所でボールをタッチする遊びです。
 もし間違えてしまったら、ペナルティとして、コートをドリブルで1周します。…ゲーム①


 タッチの方法は、個人で工夫しても構いません。
 例えば「膝!」でしたら、しゃがんでボールをタッチしても構いませんし、
あっちこっちタッチ1 
 ボールをリフティングして当ててもOKです。
あっちこっちタッチ2


 さて、あっちこっちタッチのおもしろい所は、どんどん進化する所です。
 次は、ルールを変えてみましょう。



ドリブルdeあっちこっちタッチ 進化した遊び方




 今度は、色で合図をしてみましょう。「頭=黒」「肩=赤」「膝=緑」「お尻=青」というように予め色に合わせて部位を指定しておきます。…ゲーム②
 ちょっと止めるのに考えてしまうと、ボールがコロコロとあっちこっちに行ってしまいますよ。


◆ ◇ ◆ 


 もう一度進化させましょう。今度は、数字で合図です。「頭=1」「肩=2」「膝=3」「お尻=4」というように、タッチする場所を数字に置き換えて言います。…ゲーム③


 さてもうひと進化できるのがこのゲームのおもしろさです。反応する数字を限定します。例えば、A組の子は、奇数を聞いたときだけタッチします。それ以外はドリブルをし続けます。B組の子はその反対です。…ゲーム④
 今まで、周りの真似をしてタッチしていた子は、きっと苦労するでしょうね。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


工夫次第で遊びの種類は無限大


 さて、みなさんに現在お伝えしているのは、「ボール遊びのバリエーションを増やすコツ」です。
 あっちこっちタッチは、ボールの保持というモジュールスキルを学ぶための遊びです。


 ここに今回は、同時に複数の課題に対応するという「プレッシャー」を盛り込みました。
 すると全部で4つのゲームに増えました。


ボール遊びのバリエーション=スキル+プレッシャー


 というわけです。


 ちなみにプレッシャーは様々なものがあります。
 今回加えたのが「同時に動作を行う」というプレッシャーです。
 他には、「時間を制限する」「正確に行うようにする」「状況を変化させる」「連続で行う」等のプレッシャーが考えられます。


 1つの遊びも、こうしたプレッシャーを加える事でどんどんとバリエーションが広がっていきます。工夫次第で、遊びの種類は無限大に広がります。


 


バリエーションが増えると、体を動かすことが好きな子が増える


 ボール運動は、かならず複数の動作を同時進行でこなさなければならない、「ながら運動」です。 例えば、野球でフライを捕る時には、「ボールがどこに落ちるか予測し」ながら「落下地点に向かって走り」ながら「グローブをタイミングよく差し出す」という動きをしなくてはなりません。


 これが体の巧みさにつながるというわけです。


 もう一つ、バリエーションを増やすことの良い点があります。それは、どの子もボール遊びを楽しむチャンスが増えるということです。ボール遊びは、大好きな子が多い反面、「苦手」と感じている子が多い遊びです。それはボール遊びが「ながら運動」であるからです。色々な動きを同時に行うことが難しい子にとっては、とても大きな壁になるのです。一つの遊びを長く続けることは、得意な子にとっては楽しくても、苦手な子にとってはとても苦しい時間が続くことになるのです。

 では、バリエーションを増やすとどうでしょう。課題が少しずつ難しくなっていくので、ながら運動が難しい子にとっても、対応していくことがし易くなります。また、どの遊びになった時に、できなくなったかがはっきりと分かります。つまり、自分の苦手な動きが際立ってくるのです。

 ですからその課題を克服する意欲が湧いてきます。バリエーションを増やすとチャレンジする子が増えるのです。一番良いのは、子どもの数だけ、遊びの数がある事です。バリエーションを増やして、体を動かすことが好きな子をもっと増やしていきましょう。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 是非、今回紹介した「ボール遊びのバリエーションを増やすコツ」試してみてくださいね。全部で20回にわたり紹介してきた「運度神経がよくなる10の方法~ボール遊び編」いかがだってしょうか。この記事を通じて、身体を動かすことが好きな子が増えたら幸いです。あなたのお子さんの「かしこい体」にFunタイムを!


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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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