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学級通信 「心地よい教室」



 「心地よい教室」とはということが今回のテーマです。


 入学したころは、みんなわきあいあい、みんなニコニコの教室だったのに、だんだんと大きくなってくるとそれぞれの思うところがあって、みんながみんな心地よい場所に教室がなるのは難しくなってきます。


 でも、それはそれぞれが大人になってきて、やりたいことが増えてきたというおめでたいメッセージなのですが、それを決して好まない大人がいたりするわけです。


 心地よさは、大人の心地よさではなく、子どもの内側に宿るものだと思います。


 そして、教室でそれを実現することが目的なのではなく、ややこしい言い方ですが、「実現しようとするテーブルから決して離れない」ということが目的だと思うのです。


 では、本文をどうぞ。




 


学級通信 「心地よい教室」


 キミが思う。心地よい教室を思い浮かべてみよう。


 それは、どんな場所だろうか?


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 「心地よい教室」それは…活躍の場面がある場所?


心地よい教室 (1)

 それとも、心穏やかに自由に過ごせる場所?


心地よい教室 (2)

 
◆ ◇ ◆


 仲間に笑われない場所?そりゃそうだね。バカにされるのはオモシロくない。


心地よい教室 (3)

 でも中には「バカやって笑われるのが僕の生きがい!」という子もいる。


心地よい教室 (4)

 
◆ ◇ ◆


 全員で元気いっぱい!汗いっぱい!


 それとも、あの子と二人っきりでゆったりとおしゃべりするのか好き?


 
◆ ◇ ◆


 リーダーとして仲間を引っ張っていく場所だろうか?


 「そんなの勘弁!リーダーが何でも教えてくれる場所がいいよ!」という子もいるかもしれないね。


 
◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 心地よさは人さまざま…


 だから、心地良い教室は仕組みで生み出すものではないのでしょう。
ましてやルールを駆使して絞り出すものでもない。


 ただ確実に言えるのは…
子どもがやる気に満ち、行動するために必要なのは、「安心感」であるということ。


 失敗してもいいという安心感。


 誰かが守ってくれるという安心感。


 自分の言葉で話していい安心感。


 うまくいかない時は、いつまでも立ち止まっていてもいいという安心感。


 安心感があれば、ちょっとしたことがあっても子どもは何度でも立ち上がります。


心地よい教室 (5)

 だから心地よい教室とは…
安心感が「子どもの内側」に宿る教室。


 騒がしかろうと、静かであろうと、こうした外側に見える物ではなく、それが子どもの心に宿る教室。


 だから心地よい教室は…
誰かが与えてくれる場所ではなく、自分たちで「いつか気づく」ものなのでしょう。


 そのきざしが、キミたちの心の中に少しでもある事を願っています。

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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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