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「ねこちゃん体操」の紹介~体幹コントロールの感覚を楽しく覚えよう~

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「器械運動を嫌いの子が多い。」
と信じている先生は全国に多くいるのではないでしょうか?

器械運動は、「できる」と「できない」がはっきりと見えてしまう領域です。
ですから基礎的な感覚が育っていない状態にいきなり難しい技が提示されると、尻込みをしてしまったり、できないと決めつけてしまったりする子が現れてしまいます。
実はやってみる前の「決めつけ」が「嫌い」の正体なのではないかと思っています。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

一方で小学生、特に低学年の子どもたちは、「体重が軽く相対的筋力が高い」「頭が重く回転しやすい」そして何よりも、「楽しいことは繰り返して楽しめる」というすばらしい特性を持っています。

ですから基礎的な感覚がしっかりと定着すれば、子どもたちは「やりたい」気持ちを高め、「できた」という達成感を味わうことができます。そして器械運動が「好き」になっていくのです。

そこで紹介したいのが「ねこちゃん体操」です。

器械運動に必要な感覚には、「あふり」「はね」「しめ」「ひねり」という体幹の制御があります。そして、この感覚は日常では味わいにくい感覚です。

<あふり>
 勢いを加速させる動作です。例えば空中逆上がりの前に、腰を少し引き体を反らせ、バーから離すことで勢いを付ける動作。

<は ね>
 ためを作って跳ねる動作です。例えば、頭はね跳びでは、体を「く」の字にして力をため、そのあと反って跳ねます。

<し め>
 肩甲骨を寄せ胸を張って体を一直線に伸ばす状態のしめと、背を丸めて腹筋に力を入れるしめの2つがあります。

 ねこちゃん体操は、この感覚が分かり、器械運動の動き方を理解するための手立てとして山内基広先生が開発しました。



通常の指示では理解し辛く、獲得に時間のかかる「体幹の制御」の感覚を楽しく覚えることができます。
一方で、簡単そうに見える動きですが、やってみると結構難しいことが分かると思います。

「6年間かけて覚えるんだよ」と声かけをして、じっくりと子どもの力を育てていってほしいと思います。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

機械運動大好きな子どもたちが増える一助になる事を願っています。
あなたの体育指導と子どもたちのあせにFunタイムを!

  
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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