FC2ブログ

記事一覧

【小学生向け】読書感想文が簡単に終わる3つのポイント~ふせん&書き方パターン&文例があれば短時間で宿題を終わる~



今回は、宿題の定番「読書感想文」を簡単に書く方法をお伝えします。

読書感想文が苦手という人は少なくないと思います。

今回は、「とにかく完成させる」ということを優先にお伝えします。

実際に、具体的な方法を示しながら進めます。
実際に感想文を書きすすめながら、「書き方パターン」と「例文」を示しながら進めます。

題材は、星新一著「服を着たゾウ」です。





3つのポイントを、ざっくりいうと…



✓ポイント1…ふせんで書くことを集めながら読むと簡単
✓ポイント2…書き方パターンに当てはめれば簡単
✓ポイント3…文例をまねてから改造すれば簡単



ということです。
では、さっそくはじめましょう。







感想文に必要な内容とパターンを知ろう




まずは、感想文に必要な内容を知りましょう。


【内容1】本の紹介…主な登場人物の紹介や、あらすじを書きます。その本を読まないとできない部分です。

【内容2】感動を伝える…その本を読んで、どこに感動を覚えたかを書きます。

【内容3】変化を伝える…その本を読んで、自分の考えや行動がどのように変化したかを書きます。



この3つの内容を書けば、読書感想文になります。
書く順番も自由です。反対に言えば、これ以外は書かなくてよいということです。

次に、感想文のパターンを知りましょう。

「3つの内容さえ書けばよい」「順番は問わない」と言いましたが、「何を書けばよいのか?」「どのような順番で書けばよいのか?」悩むと思いすので、僕が見てきた読書感想文の一般的なパターンを教えます。

はじめ なか おわり 例



【はじめ】本の紹介と、選んだ理由を表します。全体の約2割で書きましょう。


「主な登場人物の紹介」「あらすじの紹介」「本を選んだ理由」を書いてください。理由はなくても構いません。

800字の感想文なら、160字程度、約4~5文で書きましょう。主な登場人物の紹介で1~2文文、あらすじで2~3文、選んだ理由で1~2文程度になります。


【な か】…感動した場面を紹介して、それに対する自分の考えを表す。全体の約6割で書きましょう。


「感動した場面や言葉を引用」して「自分の考えや行動」を書き加えます。

800字の感想文なら、480字程度です。仮に「引用」が2つあるなら、1つあたり240字つまり6~8文程度になりますね。


【おわり】…考えや行動の変化と今後のがんばりを書きます。全体の約2割です。


その本を読んで「変わった考えや行動」について書き、今後「がんばってみたい」と思ったことを書きます。

800字の感想文なら、160字程度、約4~5文で書きます。「変わった考えや行動」の文で2文、今後「がんばってみたい」ことで3文くらいになります。









本を読み、感想文を書いてみよう


読書感想文が簡単に終わるポイント
✓ポイント1…ふせんで書くことを集めながら読むと簡単





読んでから「何を書こうかな?」と考えるから、時間がかかるし難しくなるのです。本を読み、心がアクティブになっている時に情報を集めましょう。

書くことを「集めながら」本を読むことがポイントなのです。

ですから、2色のふせんを用意しましょう。

情報はふせんに書き留めます。ここでは赤と青のふせんを使っています。2色同時に使い読んでいくのが難しかったら、1色ずつにしても構いません。




色の役割を知りましょう。

青…本の内容にかんするふせんです
「主な登場人物」と「あらすじ」について記入して、はります。

赤…自分の考えにかんするふせんです。
「感動した場面や言葉」と「自分の考えや行動」についてのふせんです。





次に、ふせんにラベルを付けましょう。

たくさん用意する必要はありません。書くスペースは限られていますから、このくらいの数でも全部は感想文に盛り込めません。数をふやすと、あとで絞るのに時間がかかりますから注意して下さい。


青登…主な登場人物ラベル 3枚くらい

青あ…あらすじラベル 10枚くらい

赤感…感動ラベル 5枚くらい

赤考…考えや行動ラベル 5枚くらい



用意ができたら、ふせんをはり、メモを記入してみましょう。
例をあげますので、参考にしながらやってみましょう。

【ふせん付き】服を着たゾウ




ここでアドバイスがあります。
感動ふせんは、1~2枚にしぼりましょう。

なかの部分は、感動した場面の紹介と、それに対する自分の考えを表し、全体の6割程度です。800字の感想文なら、480字程度になります。

ですから、あまりたくさんの場面を書くことはできません。1つか2つがちょうどよいでしょう。多くて3つの場面です。

いくつの場面で書くかを考えて、ふせんの数をしぼりましょう。

実際に、ふせんをはってみましたので、参考にしながらやってみて下さい。

【ふせん付き】服を着たゾウ





ふせんをはったら、それを生かして書いてみましょう。書き方パターンと文例を用意していますから当てはめたり、改造したりしながら取り組んでみて下さい。


読書感想文が簡単に終わるポイント
✓ポイント2…書き方パターンに当てはめれば簡単
✓ポイント3…文例をまねてから改造すれば簡単




ここで注意があります。いきなり原稿用紙に書くのは止めましょう。誤字があったり、順番を変えたくなったりした時に修正が大変だからです。まずはノート等に書き、細かい調整は全体を書き終えてからにしましょう。






①はじめを書く


まずは、主な登場人物について書きます。
ここでは、気になった登場人物を簡単に紹介します。1文だけでも構いません。

【書き方パターン】

「登場人物の名前」

が、この話の主人公だ。





【文例】

ゾウが、この話の主人公だ。


もし、主な登場人物を複数書きたい場合は、名前を増やしましょう。互いの関係を加えてもいいと思います。





【書き方パターン】

「登場人物①」

「登場人物②」の

「2人の関係」

が、この話の主な登場人物だ。



【文例】

ゾウと才能ある催眠術師、偶然出会った二人がこの話の主な登場人物だ。



「どこに住んでいる」とか「どんな様子か」等の情報を加えても構いません。そうなると、次のようになります。



【文例】

ゾウが、この話の主人公だ。場所は、夕ぐれの動物園だ。ゾウは、おりの中で暮らす普通のゾウだ。




次にあらすじを加えます。
「あらすじふせん」をつなげましょう。記入したことをつなげるとよいのです。とにかくつなげます。

でも、1つだけ注意があります。それは、あらすじは最後まで書かないことです。クライマックスのおもしろいところは省略するのがコツです。


【文例】

ゾウは催眠術をかけられます。動物園を出て服を買います。タレントになり人気者になります。遊園地を経営します。


最後に、この本を選んだ理由を加えます。これで「はじめ」は完成です。
本を選んだ理由がある人は、それをそのまま加えてください。

無い場合は、主な登場人物についてとあらすじを書きながら興味が湧いたことを書き加えましょう。




【文例】

私はゾウが服を着るという題名に驚き、思わずこの本を手に取った。

私はゾウが好きなので、この本を読むことに決めた。

不思議な話が好きなので、続きを読みたくなった。


どうしても思いつかなかったら、理由は省略しても問題ありません。



「主な登場人物」「あらすじ」「この本を選んだ理由」が書けたら、順番につないで書いてみましょう。まずは、最後まで書ききることにしましょう。


【文例】

ゾウと才能ある催眠術師、偶然出会った二人がこの話の主な登場人物だ。場所は、夕ぐれの動物園だ。ゾウは、おりの中で暮らしている。ゾウは催眠術をかけられる。そして動物園を出て服を買う。タレントになり人気者になる。遊園地を経営する。私はゾウが服を着るという題名に驚き、思わずこの本を手に取った。


つないだだけでも、なかなかでしょう。
この調子で、なかも書いてみましょう。







②なかを書く


【書き方パターン】

「場面や言葉の引用」

「それに対する自分の考えや行動」


パターン① 

私が気になったのは

「名前」が「場面の引用」+した場面だ。

なぜなら「自分の考えや行動」だからだ。




パターン② 

私が好きなのは

「名前」の「登場人物の行動の」したところだ。

なぜなら「自分の考えや行動」だからだ。



パターン③ 

私が感動したのは

「名前」が「登場人物の言葉」+と言ったところだ。

なぜなら「自分の考えや行動」だからだ。



【パターン①文例】
私が気になったのは、「大きな人間は、人間ではないのですか。」とゾウに言われた警官が答えにつまる場面だ。もし私が警官だとしても、同じように答えることができないと思う。私はこの場面を読み、ゾウと人間の違いは何か悩んでしまった。もしゾウの姿をしていても、話すことができたとしたら、他の人間と変わらないと思ったからだ。


【パターン②文例】
私が好きなのは、ゾウがタレントになって人気者になっても熱心に仕事をし、くだらない遊びはせず、ひまがあると読書をしているところだ。なぜなら、私だったら人気者になったらきっといばったり、生意気な事を言ったりするに違いないかららだ。ましてや、ひまがあれば読書をするなんて立派だと思った。


【パターン②文例】
私が感動したのは、「人間とはなにか、わたしにはよくわからなかった。そこで、本を読んで勉強をしたのです。人間とはどういうものか、人間ならなにをすべきか、などについてだ。つねに学び、考え、そのとおりにやってきただけです。」とゾウが言ったところだ。私は、人間にとって大事なのは見た目ではなく、どれだけ学んでいるかと考えているかどうかだと思った。


では、ふせんの情報をもとに、ノート等に書いてみましょう。

基本は、「引用」+「自分の考え」です。引用する場面や言葉に、感動した理由や考えたことを加えて文章を書きます。

「書き方パターン」にあてはめてみたり、「文例」をまねしたりしてがんばってみてください。






③おわりを書く


おわりは、本を読み終えた自分の考えの変化と今後の自分について書きます。

文例と書き方パターンを見てみましょう。


【書き方パターン】

私は、「本の名前」を読んで

「考えたこと」について考えました。

そして、「自分の考えや行動」ということが分かりました。

これからは

「がんばってみたいこと」と思います。


【文例】

服を着たゾウを読んで、私は「人間とゾウの違いは何か」「立派な人間とはどんな人間か」ということについてじっくりと考えてみた。そして、人間は最初から立派なのではなく、読書や勉強をたくさんするから立派になるということが分かった。これからは、自分がなにをすべきかをよく考えて、今以上に勉強や読書にがんばっていきたいと思う。



では、ノート等に書いてみましょう。

おわりは、全体の約2割くらいです。800字の感想文なら、160字程度、約4~5文で書いてみましょう。
これを終えれば、峠は越えますよ。がんばって。









修正をしながら原稿用紙に写しましょう




ノートに書いた【はじめ】【な か】【おわり】をつなげ、原稿用紙に写します。これが最後の作業です。
実際につないでみるとこうなりました。


ただつないだだけでも、読書感想文として成り立っていまね。

でも、次の3点に気を付け、修正しながら写すと感想文がぐっとよくなりますからもうひとふんばりしましょう。



短い文をまとめ、長い文を分けながら写そう

一般的に小学生の読みやすい文章は低学年で20文字程度、高学年で35文字程度といわれています。分かりやすく言うと、原稿用紙の1行の半分くらいになると短すぎ、2行をこえると長すぎるおということです。短すぎても、長すぎても読んでいる人が読みづらくなります。



つなぐ言葉を加えながら写そう

【な か】で、2つ以上の場面を引用している人は、つなぐ言葉を使いましょう。
2つの人は、「まず…」、「そして…」を文の最初に加えるとよいでしょう。
3つ以上の人は、「最初に…」、「次に…」、「最後に…」と加えるとよいでしょう。



お気に入りの言葉を考えながら写し題名にしよう

自分の作文の中で「一番好きだな」とか「かっこいい」と思った言葉を考えましょう。それをそのまま作文のタイトルにするのです。それだけで、ぐっと作文がよく見えます。
ですから、題名は2行分空けて、移し始めましょうね。

上の3点に気を付けながら写すと、こうなります。










今回は、宿題の定番「読書感想文」を簡単に書く方法をお伝えしました。

感想文は、3つのポイント、
✓ポイント1…ふせんで書くことを集めながら読むと簡単
✓ポイント2…書き方パターンに当てはめれば簡単
✓ポイント3…文例をまねてから改造すれば簡単
を押さえれば、簡単に書くことができます。

宿題は、手早く済ませて、残った時間で充実の時間を過ごしましょう。

あなたの宿題にFunタイムを!
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

ファンタイムへのアクセス数