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子どもを勇気づける方法 ~はげまし名人① 浮浪雲~

 今世の中は、「先行き不透明な時代」と言われています。
 誰しもが、将来を楽観的に見られなくなっているようです。
 子どもたちも、大人の雰囲気を敏感に感じ取っているのか、少し元気がないような気がします。

 今もそうであるように、未来も課題がいっぱいあるでしょう。
 何年たっても「先行きは不透明」のままでしょう。
 でも、変わらないことが一つあります。それは…
 
 未来に挑み、一歩を踏み出さなくては何も始まらないということです。

 そのためには、6つの「気」が必要です。

 それは、「勇気」「元気」「本気」「根気」「やる気」「活気」です。
 そして、その一歩目は「勇気」です。

 さあ、みなさんも子どもを勇気づける「はげまし名人」になりましょう。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

富士山に登ろうと心に決めた人だけが富士山に登ったんです。
散歩のついでに登った人は
ひとりもいませんよ。


浮浪雲

 ジョージ秋山作の漫画『浮浪雲』(はぐれぐも)から引きました。主人公【雲】が、息子をはげました一言です。

 簡単に状況を説明しますと、雲の息子は、ちっとも勉強をしないで、毎日ぼーっと過ごしています。その姿に周囲は大変やきもきしています。

 そしてついに、息子の前に雲は表れます。「ぶったたかれる!」と覚悟した息子に対し、はげまし名人の勇気づけの言葉が投げかけられます。それが前述のセリフ。

 この言葉をきっかけに、息子はやる気を取り戻し、再び勉強をはじめるのです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 はげまし名人は、相手との関係を大切にします。雲が、息子を「ぶったたくことなく」諭したように、信頼の上に相手を勇気づけます。なぜなら、信頼なく「恐怖」や「不安」で相手を勇気づけようとしても、その行き先は「闘争」か「逃走」しかないからです。

 例えば、「テストの点数が下がったら、小遣い減額よ」というはげまし方をしたとします。子どもは、減額の恐怖から必死に勉強するでしょう。一見、いいように見えますが、その重圧に耐えきれなくなった時に「逃走」してしまいます。また、結果を得られなかったとき、その向かう先は「闘争」になってしまいます。

 はげまし名人は、恐怖や不安なしに、信頼を武器に相手を勇気づけるのです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 そういえば、浮浪雲の主人公【雲】は、息子にとても丁寧な言葉遣いで話します。周囲の大人と全く同じような対応です。
 一方、一緒に寝たり、どこかにでかけたりと「かわいがりすぎる」位の親としての姿も見せています。

 さあ、あなたも雲に見習って、「信頼」で子どもを勇気づけてみませんか。
 明日は日曜日、お子さんとどこかに遊びにでかけましょう。
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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