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コオーディネーショントレーニンング 講演会 その2~徳島大学荒木教授から学ぶ~

荒木英夫徳島大学大学院教授

 12月21日(土)に当麻町にて行われました、コオーディネーショントレーニングのスキルアップセミナーに参加してきました。
その中の、JACOT副理事、徳島大学大学院教授の荒木先生のお話が面白かったので、お伝えします。今回はその2、「心の問題は体から、体の問題は心から」です。


co-ordination
1 作用・機能の調整, 一致
2 諸筋肉運動の協同【プログレッシブ英和中辞典】


コオーディネーション能力とは、端的に言いますと、【調整する力】であり【身のこなし】のことです。
そしてコーディネーショントレーニングとは、それぞれの人が今現在もつ感覚や能力を組み合わせて、より行動能力をレベルアップさせようとするトレーニングのことです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

昔は心の問題と言われていたことが、かなり具体的に分かってきています。
例えば、大人が子どもを「かわいがる」とか、仲のいい友達同士で遊ぶとかすると出てくるホルモンがあるんです。そしてこのホルモンが出なくなってくると人間嫌いになってしまいます。
これが人間にも動物にも出るということとが知られてきています。このホルモンは内臓から出て、脳に送られます。すると、脳が相手に対して「いつくしみ」とか「情をかける」という結果が報告されています。


荒木先生は、反対に強いストレスが与えられても、精神の状態によって、その受ける影響が少なくなるとも話しています。例に挙げていたのが、人前で転んだ時の痛みのことです。
「ドシーン!」とどんなにひどく転んでも、人前だと恥ずかしいやら、みっともないやらで全然痛みを感じませんよね。そして家に帰って傷を見たら途端に痛み出す。みなさんも経験があると思います。

ナチスドイツの強制収容所での衰弱死の統計が残っているそうですが、12月25日になると衰弱死する方がダントツに多かったそうです。
その理由は…12月24日に出されるクリスマス恩赦に期待していた人々が、その恩赦に外れたのを知った時、絶望から亡くなってしまったそうです。
 気はもちようです。「病は気から」と言われていますが、その仕組みが医学的、心理学的に証明されてきているそうです。

  しかし、根性があるから病気にならない、根性があるからストレスに対してがんばれるといってもうまくいきません。

 じゃあどうするのか。
 体にある刺激与えたり、ある状態にもっていくと、ストレスに耐えるような仕組みがわかってきたのです。
 「心の問題は体」から、「体の問題は心から」という考え方が医学・心理学の基本的な考え方となっています。


と荒木先生は言っています。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 余談ですが、人生で一番脳細胞が多い時期っていつか知っていますか?
 荒木先生によると、子ども時代が一番、脳細胞が多いそうですよ。大人は、毎日十数万個ずつ脳細胞を減らしているそうです。
 お酒をたくさん飲むと、ググッと減るそうですよ。でも、その度に大人はバカになっていくわけではありませんよね。反対に、子どもよりも能力を高めています。
 それは、脳の能力は、数ではないからです。数よりも、それぞれの脳細胞がいかに関連し合うかが大切なのです。
そしてこれも身体性、つまり体を動かすことでそのネットワークをより深めていくことが分かってきたそうです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 心を鍛えたいなら、体を刺激する。体を鍛えたいなら、心を刺激する。
 これからは、勉強できる子に育てないなら、
「運度ばっかりしてないで、勉強しなさい!」
ではなく、
「勉強ばっかりしないで、運動しなさい!」
 と言わなければなりませんね。

次回は、その3「能力は高さではなく、組み合わせ方」です。
荒木英夫徳島大学大学院教授

 12月21日(土)に当麻町にて行われました、コオーディネーショントレーニングのスキルアップセミナーに参加してきました。
その中の、JACOT副理事、徳島大学大学院教授の荒木先生のお話が面白かったので、お伝えします。今回はその2、「心の問題は体から、体の問題は心から」です。


co-ordination
1 作用・機能の調整, 一致
2 諸筋肉運動の協同【プログレッシブ英和中辞典】


コオーディネーション能力とは、端的に言いますと、【調整する力】であり【身のこなし】のことです。
そしてコーディネーショントレーニングとは、それぞれの人が今現在もつ感覚や能力を組み合わせて、より行動能力をレベルアップさせようとするトレーニングのことです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 昔は心の問題と言われていたことが、かなり具体的に分かってきています。例えば、大人が子どもを「かわいがる」とか、仲のいい友達同士で遊ぶとかすると出てくるホルモンがあるんです。そしてこのホルモンが出なくなってくると人間嫌いになってしまいます。
 これが人間にも動物にも出るということとが知られてきています。このホルモンは内臓から出て、脳に送られます。すると、脳が相手に対して「いつくしみ」とか「情をかける」という結果が報告されています。


 荒木先生は、反対に強いストレスが与えられても、精神の状態によって、その受ける影響が少なくなるとも話しています。例に挙げていたのが、人前で転んだ時の痛みのことです。
 「ドシーン!」とどんなにひどく転んでも、人前だと恥ずかしいやら、みっともないやらで全然痛みを感じませんよね。そして家に帰って傷を見たら途端に痛み出す。みなさんも経験があると思います。
 ナチスドイツの強制収容所での衰弱死の統計が残っているそうですが、12月25日に衰弱死する方がダントツに多かったそうです。
 その理由は…12月24日に出されるクリスマス恩赦に期待していた人々が、その恩赦に外れたのを知った時、絶望から亡くなってしまったそうです。
 気のもちよう、病は気からと言われていますが、その仕組みが医学的、心理学的に証明されてきているそうです。

 しかし、根性があるから病気にならない、根性があるからストレスに対してがんばれるといってもうまくいきません。じゃあどうするのか。体にある刺激、ある状態にもっていくと、ストレスに耐えるような仕組みがわかってきたのです。
「心の問題は体」から、「体の問題は心から」という考え方が医学・心理学の基本的な考え方となっています。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 余談ですが、人生で一番脳細胞が多い時期っていつか知っていますか?
 荒木先生によると、子ども時代が一番、脳細胞が多いそうですよ。大人は、毎日十数万個ずつ脳細胞を減らしているそうです。
お酒をたくさん飲むと、ググッと減るそうですよ。でも、その度に大人はバカになっていくわけではありませんよね。反対に、子どもよりも能力を高めています。
 それは、脳の能力は、数ではないからです。数よりも、それぞれの脳細胞がいかに関連し合うかが大切なのです。
 そしてこれも身体性、つまり体を動かすことでそのネットワークをより深めていくことが分かってきたそうです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 心を鍛えたいなら、体を刺激する。体を鍛えたいなら、心を刺激する。
 これからは、勉強できる子に育てないなら、
「運度ばっかりしてないで、勉強しなさい!」
ではなく、
「勉強ばっかりしないで、運動しなさい!」
 と言わなければなりませんね。

 次回は、その3「能力は高さではなく、組み合わせ方」です。
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プロフィール

山形昇平

Author:山形昇平
北海道教育大学附属札幌小学校にて11年間教員として勤務、その後北海道コンサドーレ札幌への出向を経て、現在は札幌市内教員です。学級便り・学校便りの発信、育児・子育てへの提案、運動・遊びのアイデア発信をしています。お子さんの成長の一助となれば幸いです。

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